21世紀半ば、世界各国に突如現れた平和を願う超人的な「ヒーロー」たちの手によって、地球上から戦争がなくなった。彼らは世界中で人命救助、災害復旧支援、犯罪組織の撲滅、慈善活動に目覚しい活躍を見せ、人々の尊敬を集めていた。
そんな中、日本でヒーローになってしまったのは、内気で恥ずかしがり屋の女子中学生、ヒーローネーム「シャイ」。
美少女ヒーローな日常コメディかと思ったら割りとシリアスでダーク、そして熱血。ヒーローだってハートはただの人間で怖いものは怖く、でも怖さと戦うからこそヒーローなのだ、という物語。
スティグマを名乗る少年率いる超人テロ組織「アマラリルク」の出現により厳戒態勢のヒーローたち。ロシアのヒーロー・スピリッツは自身に似た姿をした敵の少女の手がかりを求め、シャイを伴ってロシアの故郷・古巣を訪れる。そこに再びアマラリルクの刺客が送られてくるのだった。
相変わらず主人公たちの心の柔らかいところを突いてくる展開で、ヒーローものの中でも作品のテーマが確立してる印象。結局この敵はなんなんですかね。
美人の酔っ払いの可愛いお姉さん、スピリッツことペーシャのプライベートな姿がたくさん見られて嬉しい巻。
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