

女子中学生・三條一里はブラジル・マフィアの現ボスの落とし胤だったが、本人はそのことを知らず、組織の末端構成員の夫婦に日本で育てられた。
組織構成員B・Jは組織の跡目争いに一里を参加させるべく、育ての両親を誘拐。
同じ頃、カポエイラ(カポエラ)と出会い夢中になった一里は、両親を人質にとったB・Jの脅迫と指示により、カポエイラの腕を磨き実戦を重ねていく。
出色のオープニングだった1〜2巻から作中で2年が経ち、一里は高校生に。新たなカポエイラの師との出会い、そしてB・Jの脅迫と指示に従って学生空手チャンピオンとの私闘へ。
いきなり格闘漫画らしくエンジン全開。
空手を知らないヒロインの付け焼き刃の空手対策ですけど、なにしろカポエイラ自体がよくわかんねえのでリアリティがあるのかどうかもよくわかんねえ。
青年漫画らしい躍動感のある絵で説得力を持たせている感じ。
いつも思うけどエロ漫画と格闘漫画は人体描いてナンボなんで総じて絵が上手いのと、格闘漫画、特に異種格闘技漫画は「喧嘩稼業」とかもそうですけど、次々といろんな武術の強者と戦わせるだけで凝ったストーリー展開がなくても漫画として保っちゃうというか、面白くなっちゃいますね。かっけえ。
さっさと既刊全部読んでしまおう。
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