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#スナックバス江 7巻 評論(ネタバレ注意)

表紙詐欺やめろやw

ヤンジャンのギャグ枠、氣志團のボーカルみたいな婆さんと金髪の明美が営む、札幌・すすきのから数駅先の場末のスナックを舞台にした1話8ページのフリーダム系ギャグ漫画。

シニカル会話芸系。絵が中途半端にヘタウマで萌えのなり損ないみたいな明美さんクズかわいい。

もう20巻ぐらい読んだような気がするんですけど、まだ7巻なのか。

1掲載あたりのページ数が少ないので1冊に収録する話数が20話、7冊で140話なので描いた当時にはそれほどデンジャラスじゃなかった話題が単行本になる頃にはデンジャラスになってたりして面白いです。基本的にはデンジャラスな方に踏み込んでいくのがウリではあるんですけど。

面白くて好きなんですけどこの漫画、毎話フフッてなりこそすれ、読んでて怒ったり感動して涙流したりする感情を揺さぶってくる類の漫画ではないので感想を書きにくいことこの上ないです。あらすじで文字数稼ぐこともできねえ。20話分のメインテーマで列挙してもいいんですけど、そんなことしても大して面白くない上にめんどくせえって言う。なに書こうかな。

今巻は特にラブコメ漫画語りの回、哲学的ゾンビ語りの回、ネタバレ語りの回、京都に喧嘩を売る回、上から圧力がかかる回、美少女の好みが変わる回が好きです。

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「スナックバス江」7巻より(フォビドゥン澁川/ 集英社)

あと「ことわざをもじって安易なタイトルの漫画を考えるコーナー」は、「嘘から出たマコト」と「背水のジン」と「まてば甘露の日和あり」がいいと思うけど思うけど、あんま売れなさそうと思いました。

あとがき漫画のゴリラが森田のモデルなんかしら。

 

 

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