ガルパン劇場版の超出来物コミカライズ。前巻から大学選抜チームとの試合が開戦。
人物絵も悪くなし、劇場版と同じく3DCGモデルベースの戦車描写の精度が異常。構図も大胆。
あらすじは劇場版と同じも「裏・劇場版」と呼びたくなる追加シーン満載のコミカライズの醍醐味のような作品。
カールを撃破したものの、前半戦を劣勢で終えた大洗学園チーム。手下を失ったカチューシャ、西住の名に囚われるエリカ、今のままで良いのか迷う知波単メンバーたち。
データが示す「絶対不利」を前に意気消沈する彼女たちの無線にどこからともなく聞こえてきたのは、
「不屈」を表す伝説のウォークライだった。
それはずるいでしょ、そんなん泣くでしょ、ちょっと胸熱すぎるでしょう。
他にもエリカをカチューシャに託すマホ、最終章にスムーズに接続する知波単の精神的成長、ケイのクッソ滑ってる駄洒落に5ページなど、見たことのない見どころ満載。
物語は遊園地の決戦編へ。大洗連合チームのピンチを救う超ド級の大活躍、サンダース組に襲いかかる「街の遊撃手」など名シーンを丁寧で迫力ある作画で再現。
あと2〜3巻ってところでしょうか。このままのテンションで最後まで走り抜けて欲しい。
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