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#ウマ娘 シンデレラグレイ 1~2巻 評論(ネタバレ注意)

うちのブログは本来、漫画感想ブログなんですけど、先月末以来、ソシャゲの「ウマ娘」にハマってしまいまして、漫画の感想そっちのけでウマ娘の感想やら攻略やらばっかり書いてしまいまして。

aqm.hatenablog.jp

本分を忘れて流行に流されてウマ娘のことばっかり考えるのは良くないな、と反省しまして、今日はちゃんと読んだ漫画の感想を書きたいと思います。

今日取り上げる作品は、えー、「ウマ娘 シンデレラグレイ」1〜2巻です。

結局ウマ娘かーい。ってタイトルでバレてるというね。

 

1巻も発売当時に読んだんですけど、いくつかの理由で感想記事を書きませんでした。

・ウマ娘の世界観にハマりきれなかった

・1巻終わりがいかにも「エピソードの途中」で、続きを読んでからの方がよさそうに思った

・ヤンジャンのゲームコラボ作品が「商機の切れ目が縁の切れ目」感があって、あんまり信用していない

人間なのかウマなのか、人権とか納税とかどうなってますか?って余計なとこが気になっちゃって。

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「ウマ娘 シンデレラグレイ」1巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames)

その後、めでたくソシャゲ版がリリースされ、自分はウマ娘にハマり倒し、世界観に違和感も感じなくなり、エピソードは2巻でキリのいいところまで進み、どうやらこの作品はソシャゲの人気も背景に気合を入れた作品になっていきそうだ、ということで、感想記事を書こうと思いました。

要するに2巻が面白かったです。

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「ウマ娘 シンデレラグレイ」1巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames)

史実を知ってる人向けの説明になりますが、オグリキャップが中央に行く前、地方競技場のカサマツでひっそりとデビューし、才能を見出され、カサマツを卒業するまでのエピソード「カサマツ編」が2巻で完結。

次巻から「中央編(仮)」になるとことです。

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「ウマ娘 シンデレラグレイ」2巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames)

ウマ娘やってる人向けに言うと、オグリキャップが中央トレセン学園に移ってくる前の話になります。

1巻だけだと、地味な地方競技場でジト目で天然系のオグリが才能の片鱗を見せつけて俺TUEEEEしかけてる途中で終わるので、2巻まとめて読むともっと楽しめるかなと思います。

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「ウマ娘 シンデレラグレイ」2巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames)

ネタバレもクソも、史実のオグリキャップになぞらえた展開の話ですが、漫画上では地方の三流トレーナーが突然、国の宝のような才能を持つウマ娘と出会う話。

圧倒的な才能という魔性によって、夢を誓いあい一緒に走っていた者たちが、置いて行く者と置いて行かれる者に分かたれるお話。

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「ウマ娘 シンデレラグレイ」2巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames)

所詮はゲームコラボのスピンオフだとタカを括ってナメてかかると、意外とヤられます。

ハルウララのシナリオのように。

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「ウマ娘 シンデレラグレイ」2巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames)

 

 

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(選書参考)

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