警視庁警備部警護課でSPとして定年まで勤め上げ退職した平賀雷蔵(65)、孫の医療費のために大金を求めて、武道高段者・月給100万の求人チラシに魅かれて再就職した先は政府の外郭団体の裏組織、仕事の中身は女子小学生アサシン・美晴(11)とコンビを組んでの殺し屋稼業だったジジロリ・アクション・ハードボイルド。
ヒロインが可愛い子なんですけど掲載が青年誌別冊ということもあって、小学生にして敵をバンバン撃ち殺しグサグサ刺し殺し「あ、これアニメ化できないやつ…」ってなる。デュナンや素子やレヴィですらこんなに殺してねえw あとパンツ見えすぎ。
武器商人ファルコーネ一家の暗殺指令に、平賀の孫の難病を治す新薬を求めて、流れ流れて中東へ。
現地の武装勢力と武器商人の会合に難民に政府軍まで現れて四つ巴の状況に介入。
裏切り者まで現れて勢力図がわかりにくく主人公たちの動機も整理しないと「なんだったっけ?」ってなりますが、「武器商人ファルコーネ暗殺」「ベルサの奪還」「新薬の入手」が目的です。
目的は半分達したような達していないような感じですけど、今巻は発したいメッセージを明瞭に体現したキャラクターがいて、状況の複雑さの割りに読み味はシンプルでわかりやすかった。
舞台は一度日本の日常を挟んで、次巻からはニューヨーク編のようです。
相変わらずド派手にワイルドにワールドワイドで良いですね。楽しみ。
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