AQM

あ、今日読んだ漫画

#らーめん再遊記 4巻 評論(ネタバレ注意)

「ラーメン発見伝」の続編の「らーめん才遊記」の更に続編の現作。

シリーズ未読の方にものすごく雑に説明すると「ラーメン版『美味しんぼ』」みたいな作品群。

脱サラして開業したラーメン店が苦節を乗り越えて成功し事業を拡張、ラーメン店向けに始めたコンサル業も順調、メディアにも露出しラーメン産業を盛り上げてきた立役者の一人と認められ、職人・経営者としてラーメン業界を代表する第一人者となった芹沢。

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「らーめん再遊記」4巻より(久部緑郎/河合単/石神秀幸/小学館)

ラーメン業界の世代交代と新たな時代の到来を前に、なぜか芹沢はやる気が出なかった…

雑に説明すると、自らの原点に立ち返った王が、自ら育てた天才児にその玉座を禅譲し、自らは放浪の旅に出る、的なそういう話です。そういう話をラーメン業界で。

職人・経営者のトップとしてラーメン業界の頂点に立ちそこから降りた主人公が、身分(?)を隠して大手チェーンのラーメン屋にバイトとして潜り込んで店舗内の若手のいざこざに首を突っ込んでみたり、山の頂上から見下ろしていたラーメン業界の裾野を歩いて回る話。

今巻は、前巻以来のラーメン自販機対決の続き。

ほっとくとすぐ対決するなこのシリーズ。

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「らーめん再遊記」4巻より(久部緑郎/河合単/石神秀幸/小学館)

かつて味を競ってその後落ちぶれたライバルの、ラーメン職人としての終活。

自分を捨てて客とラーメンに向き合った初老のラーメン職人が至った境地。

後半のテーマは「背脂チャッチャ」系をテーマに、

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「らーめん再遊記」4巻より(久部緑郎/河合単/石神秀幸/小学館)

なんだこの展開。

そして語られる、芹沢とかつての因縁の商売敵ならぬ「因縁の敵」の過去。

過去のやらかしとはいえ、主人公が…主人公が…

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「らーめん再遊記」4巻より(久部緑郎/河合単/石神秀幸/小学館)

人間のクズすぎます…w

あまりにもナチュラルにクズなのがまた、ラーメンハゲらしいわw

全体的に芹沢自身、やってること社長時代とそんな違うか?という気もしますけど、

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「らーめん再遊記」4巻より(久部緑郎/河合単/石神秀幸/小学館)

本人も作者もしがらみなくフラフラできて楽しいそうなので、まあ何よりです。

 

 

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