
高校の野外活動サークルの女の子たちが、タイトルどおりゆるーくキャンプを楽しむ趣味×女子高生もの。アニメも実写ドラマも好評。
「ゆるい日常漫画だな」と思ってたんですが、作者の別作『mono』が輪をかけてゆるい作品で、
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「『ゆるキャン△』、こう見えて真面目に描いてたんだな…」と思いました。
季節は春、桜の季節ということで、「部活もの」に限らず「学園もの」においては新入生・新キャラ登場の季節。

『ゆるキャン△』14巻より(あfろ/芳文社)
ワロタ。
キャンプブームの原因の一つは『ゆるキャン△』とかいう漫画のせいらしいですよ! 芳文社とかいう会社に抗議した方がいいですよ!
『けいおん!』の「あずにゃん」という成功例もあるように、どの作品においても人気キャラを増やすチャンス。
日常ものであってすら、新たな出会いが生まれるちょっとしたドラマが生まれる季節。

『ゆるキャン△』14巻より(あfろ/芳文社)
相変わらず「ゆるキャン 12巻 絵が変わった」で検索してうちのブログにアクセスしてくる人がめっちゃいます。
www.google.com
絵の変わりようが、キャラを少し大人っぽくというかお姉さんぽく描くよな、と思ってたんですけど、今巻登場する新一年生(新キャラ)が既存キャラと比べて相対的に幼く描き分けられてるというか「新入生」っぽく見えて、

『ゆるキャン△』14巻より(あfろ/芳文社)
画風が変わったように見えたのは新入生(新キャラ)を迎える準備だったのかもしれないな、とちょっと思ったり。
あとアレですね、スクリーントーンを多用する画面で、キャラに淡いトーン、春ということで背景にもパステルカラーっぽい淡いトーン、を細かく使い分けて描かれてるんですが、背景を省略したキャラの会話シーンが続くと水墨画っぽいというか、

『ゆるキャン△』14巻より(あfろ/芳文社)
ページ全体が薄く霞みがかったような、「薄い色のペンで描かれたような」ぼんやりした画面になりますね。心なしかモノローグの文字まで色が薄いようなw
夜のシーンだったり背景のオブジェクトや影が細かく描き込まれると、

『ゆるキャン△』14巻より(あfろ/芳文社)
画面に黒が入ってコントラストで急にキリッとするんですけど。
あ、肝心の新キャラが出てるコマの引用が抜けてるわ。まあいいや、買って読んでのお楽しみということで。

『ゆるキャン△』14巻より(あfろ/芳文社)
ワロタ。お前ん家の一族は嘘つきしかおらんのかw
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