TVアニメにソシャゲにと大ヒットのウマ娘の商業アンソロジーコミック。
の5巻。
計12人の漫画家さんによる11編+表紙イラスト。
ということでお品書き。
ちょっと話が変わるんですけど、さっき風呂入りながら考えてたんですけど、ハーレムラブコメってあるじゃないですか。
ヒロインいっぱい出てくるやつ。
「たくさん出せばどれか好みのタイプの子の一人や二人いるだろう」
という魂胆だと思うし、こっちはまんまとハマるわけなんですけど、あれゲームと漫画で同じ運用しちゃダメな気がするんですよね。
ゲームはいいと思うんですよ。インタラクティブで自分の好みのヒロインを選ぶなりアタックするなりして「A子ルート」に入れば、お気に入りのヒロインが出ずっぱりなので。
漫画ってインタラクティブではないので、ヒロインの数が増える分だけ、「お気に入り」が居る確率は高まる反面、出番の機会が平等な場合は「お気に入り」の出番は減っていくんですよね。
なんか、ハーレムラブコメ漫画、「お気に入り」のヒロインが居ても出番少なかったら、あんま意味なくね?
と思いました。
ウマ娘はハーレムラブコメじゃないんですけど、元はソシャゲなんで「ヒロイン=育成ウマ娘」を選んで育てられるんで良いですし、TVアニメシリーズや『シングレ』みたいにメインヒロインが決まってて作品を通じてメインヒロインに愛着を持たせる仕組みになってるんで良いんです。
こういうアンソロジーになると、メインヒロインが決まってない分、「ハーレム」っぽく各ヒロインに出番が分散されて「お気に入り」の出番が減っちゃうなーと。
ましてやアンソロジーなんで、「お気に入りの漫画家」の作品も一冊の11分の1なんで、
「お気に入りの作家がお気に入りのウマ娘を描く」
確率って、割りと起こりにくい構造なんだなーと、風呂から上がって本作を読みながら思いました。
でも「一人のウマ娘アンソロ」とか、商業じゃ成り立たないだろうなー。
何が言いたいかと言うと、もっとたくさんナイスネイチャが主役の話やネタが読みたいんですけど、ネイチャ好きの同人作品を漁るか、それで満足できなかったら自分で描くしかないのかなとか、
思いました。
aqm.hatenablog.jp
aqm.hatenablog.jp