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#トニカクカワイイ 24巻 評論(ネタバレ注意)

基本は理系天才フリーター・ナサくんと、謎多きクール美少女・司(つかさ)さんの、なんか可愛い男の子と女の子の新婚生活ラブコメ。

SFファンタジーな「かぐや姫」伝承にまつわり不老不死であることを匂わせつつ隠してきた日常ラブコメの、隠してきたその謎の真相が「第一部 完」として15巻で明らかに。

『トニカクカワイイ』24巻より(畑健二郎/小学館)

24巻って、気がつけば「第一部 完」から9冊も経ってんですね。なんかいつまでも「第二部が始まったとこ」気分で読んでしまいますが。

今巻は特に縦軸の進展とかはなく、夫婦のエモイベントとかはありつつも、イチャラブな日常巻。

しれっと、というか、ぬるっと、ナサくんの過去にまつわる新キャラが2人登場してます。

『トニカクカワイイ』24巻より(畑健二郎/小学館)

輝夜とかもそうですけど、重要そうに登場しつつも未だに役割がよくわからんキャラもいるので、今回の新キャラ2人もよくわかんねっス。

過去の因縁はありつつも、なんか最後までナサくんとニアミスですれ違って結局出会わないキャラなような気もしますね。

『トニカクカワイイ』24巻より(畑健二郎/小学館)

司さんが1巻の頃どんなだったかちょっと記憶も薄れてきてしまったので、そろそろ読み返し頃なのかもしれませんが、だいぶ、ポンコツというよりは「普通の女の子」っぽくなってきました。

同じく『竹取物語』をモチーフにした『かぐや様は告らせたい』では、

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』22巻より(赤坂アカ/集英社)

ヒロインのかぐやが「普通の女の子になっていく(そして幸せになっていく)」ことがテーマの一つでしたが、司さんは人格や言動が「普通の女の子」になっても体質は不老不死のままですが、どうするんだろう、というか、この漫画、

『トニカクカワイイ』24巻より(畑健二郎/小学館)

何巻ぐらいまで続くんだろうかw

 

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