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あ、今日読んだ漫画

#ウマ娘 シンデレラグレイ 13巻 評論(ネタバレ注意)

実在の競走馬を美少女擬人化した育成ソシャゲ『ウマ娘』の派生コミカライズ。

日本の競馬史に残る名馬・オグリキャップの現役時代をモチーフにしたスピンオフ。

『ウマ娘 シンデレラグレイ』13巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames/集英社)

1〜2巻で地方レース(カサマツ)編が終わり、3巻から中央に移籍。

ウマ娘世界観でいう「中央トレセン学園」に編入し、並み居る名バ達と本格的にシノギを削る展開に。

モチーフとなった史実が日本競馬史上最大級のシンデレラストーリーにして、トウカイテイオーと並ぶ日本競馬史上最大級の復活劇というドラマで、

『ウマ娘 シンデレラグレイ』13巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames/集英社)

かつ現役時代を通じて魅力的なライバルにも恵まれていた馬のお話なので、更にifを加えた作話の骨組みの時点で優勝です。ありがとうございました。

タマモクロスが去ったターフで新たなライバルたちとの激闘が開幕、題して「第三章 永世三強」編。

ja.wikipedia.org

dic.pixiv.net

オグリキャップの古バ1年目、永世三強を筆頭に多士済々のGⅠ戦国時代、伝説の秋シーズン。

『ウマ娘 シンデレラグレイ』13巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames/集英社)

その1戦目、天皇賞・秋はスーパークリークの2着に敗れたオグリキャップ。

古バ中長距離路線を進むオグリキャップの次戦は、前年と同じくジャパンカップ(2,400m)になるはずだったが、そんなオグリに挑戦状を叩きつける新たなウマ娘が登場する…

現実の日本競馬のオグリキャップ古馬1年目でも物議を醸した、「マイルチャンピオンシップ(1,600m)→ジャパンカップ(2,400m)」の、わずか中1週間の連闘。

『ウマ娘 シンデレラグレイ』13巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames/集英社)

今巻でマイルCSが決着、そして伝説のジャパンカップへ。

オグリキャップ自体が伝説的な名馬(名バ)なので、どこを切り取っても伝説なんですが、皮肉にも物議を醸した連戦で見せたキャリアの中でも最高のパフォーマンス。

トレーナー・名伯楽の六平が見せる逡巡が、「天からの授かりもの」を預かる陣営の苦悩を別の形で再現して見せています。

世界レコードホルダー、凱旋門賞ウマ娘、欧州チャンピオン、前回JCの覇者などの豪華な顔ぶれの海外勢を迎え撃つのは、日本が誇るマイル王・バンブーメモリーと、永世三強・イナリワン、スーパークリーク、そしてオグリキャップの揃い踏み。

『ウマ娘 シンデレラグレイ』13巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames/集英社)

わあ…もう走る前からメンツを見ただけで伝説だぁ…

次巻はジャパンカップの発走から、ゴールまで行くかな?

現実の競馬の結果を知っていてすら、アレがどう描かれるのか、楽しみですね。

Wikipediaによると、

ja.wikipedia.org

このレースの最下位15着のタイムは同年の「日本ダービー」「オークス」の勝ち時計よりも速く、ブービー14着のタイムは前年までのジャパンカップのレコードタイムに並んだんだそうです。

『ウマ娘 シンデレラグレイ』13巻より(久住太陽/杉浦理史/伊藤隼之介/Cygames/集英社)

どういうことなの。

 

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