#AQM

あ、今日読んだ漫画

#ブラック・ラグーン 13巻 評論(ネタバレ注意)

張さん、とっくに表紙を飾ってたかと勘違いしてけど、

なにげに13巻にして初表紙。ダッチやベニーも「まだ」なんだな。

タイの架空の犯罪都市・ロアナプラを舞台に、洋上で海賊の人質に囚われ会社に捨てられ、そのまま運び屋兼海賊に再就職した日本の商社マン・通称"ロック"の活躍を描くアウトロー活劇。

マフィアや殺し屋がいっぱい出てきてかっこよくドンパチ、セリフもアメリカ映画の翻訳調だぜ、クソッタレ。

『ブラック・ラグーン』13巻より(広江礼威/小学館)

前巻、5人組の黒服美少女殺し屋チーム「五本指」がロアナプラで無差別に黒人だけを殺して回る事件が発生。

被害はロアナプラを仕切るチャイニーズマフィア、ロシアンマフィア、イタリアンマフィアに及び、怒り狂ったロアナプラのマフィアたちは蜂の巣にするべく「五本指」を捜索。

ロックやレヴィらラグーン商会も、ボスのダッチが黒人で被害に遭う可能性もあることから、「五本指」狩りに参加。

『ブラック・ラグーン』13巻より(広江礼威/小学館)

こっわw

実はフランス民兵組織の非合法部隊だった「五本指」の内輪揉めから裏切り者・内通者が出たこともあり、これを利用したロックの策により彼女たちを罠に嵌めることに成功する…

「五本指」編が今巻で完結。

決着自体は今巻のかなり早いうちにつき、貴重な新キャラ美少女が次々と射殺され、裏切り内通することで生き残ったのは隻眼・黒髪の殺し屋、ロマジュールのみ。

『ブラック・ラグーン』13巻より(広江礼威/小学館)

ロアナプラでロックに続いて2人目の日本人レギュラーやね。

作中で引用される日本の歌謡曲が微妙に古くて、「90年代が懐かしむ80年代」っぽくて良いねw

Holding Out for a Hero

Holding Out for a Hero

  • 麻倉 未稀
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
君は1000%

君は1000%

  • 1986オメガトライブ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ダッチの過去編がもっと掘られるかと思ってたんですけど、サラッと流されて「またの機会のお楽しみ」に。

裏切ることで「五本指」殲滅に貢献する形となったロマジュールはバラライカ率いるロシアン・マフィア「ホテル・モスクワ」の非常勤鉄砲玉になることと引き換えに赦され、レヴィの舎弟?妹分?しゃまい(なぜか変換できない)に。

ということで、今巻はロマジュールのロアナプラ・ドキドキ・フレッシュ・新生活!

おちこんだりもしたけれど、私は元気です!編。

『ブラック・ラグーン』13巻より(広江礼威/小学館)

わあ…彫り物スク水…性癖歪むわぁ…

偽造パスポートの手配、常用する拳銃ショッピング、酒場の用心棒・密輸業者見習い・カジノのバニーガールなどのシノギバイト探し、などなど、初々しい!

早く新しい街に馴染めるといいね!応援、フレッシュマン!!

そいでね。

全編通して新レギュラーのロマジュールを露出してどんな子か紹介しつつ、新入りロマジュールの目を通してロアナプラの街をあらためて紹介、という感じ。

「ロアナプラの暮らし方」なんて本当はロックが作品序盤にやるべきだった役割ですが、ロックが一般人上がりで引き続き非・武闘派のイレギュラーということもあって、「普通の犯罪者」のロアナプラ新入り目線がなかったんですね。

これでロアナプラに転勤になっても安心。

『ブラック・ラグーン』13巻より(広江礼威/小学館)

わあ…彫り物バニー…性癖歪むわぁ…

レヴィに姐さん姐さん言って懐いてるロマジュールもなんだか可愛いし、日本語で話すロックとロマジュールにヤキモチをやくレヴィもなんだか可愛いなw

という、全体的に平和でゆるふわほっこりキャッキャウフフした巻でした。

冒頭で美少女4人が描写もぼかさず蜂の巣にされる画を伴ってぶち殺された以外は。

レギュラーたちのパーティドレス姿も眼福だったし。

そういえば、ちょっとお久しぶりで記憶が薄れてんですけど、ロックとレヴィってもう一緒に暮らしてんでしたっけ?

途中で、レヴィの人生観というか人間観?「孤独」観?が語られたり、ロックが張さんに「ロアナプラでやりたいこと」を語ったりと、作品全体の行く末を占う重要な会話が交わされていたような気がしますが、巻末おまけ漫画が恒例の「ハードボイルド展開ぶち壊し楽屋漫画」で、どうでもよくなりました。

『ブラック・ラグーン』13巻より(広江礼威/小学館)

ミス・バラライカ…ついさっき怖かったのはなんだったんです…?

馬鹿だねえ、相変わらず馬鹿だねえw

 

aqm.hatenablog.jp

akibablog.blog.jp