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#七つ屋志のぶの宝石匣 1〜2巻 評論(ネタバレ注意)

公家〜武家から続く名家の、離散の間際に女当主から質入れのカタに預けられそのまま質流れした幼い少年・顕定、それから20年弱?ぐらい後。

質屋の高校生の孫娘・志のぶと、成人して宝石店の外商となった顕定の、江戸時代から十二代に渡って続く老舗の質屋を舞台にした「質と宝石」コメディ。最近出た8巻のセールスも好調っぽい。

幼少期から顕定が探す「翔る鳥をとじ込めた赤い石」を縦軸に、クールなイケメンで理詰めの科学・合理主義者の顕定と、宝石の「気」が見えるインスピレーション派の天才肌の志のぶの許婚コンビ、千秋とのだめに似…いつまでも「のだめ」を引き合いにするのはやめた方が良いですね。

チャラ男が嫁に内緒で質入れしたアウイナイト、夫婦窃盗犯が持ち込んだサファイア、行方不明のピンクダイア、離婚を決意した妻のエンゲージリング。

双方のジジババが質のカタで勝手に決めた許嫁になった顕定と志のぶの2人とも、今のところまったく本気にしてないようでラブ要素はまだ薄め。セーラー服ポニテ女子高生ちゃんで可愛いんだけどね。

対象について取材して面白おかしく漫画化する手腕は相変わらず。

ハイハイ、0円セールに釣られてまんまと購読決定。

 

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