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#恋と嘘 8巻 評論(ネタバレ注意)

超・少子化対策基本法、通称「ゆかり法」施行後の日本。国民の遺伝子情報を国が把握し、16歳になると最良の結婚相手を「政府通知」される社会。

高校のクラスメイト高崎美咲に小学校以来の片想い中の主人公・根島由佳吏(15)、意を決して告白し、実は彼女も由佳吏をずっと好きだったことがわかった夜、彼は16歳になり、受け取った政府通知に記された結婚相手の名は「真田莉々奈」という見知らぬ名前だった。

という、主人公の由佳吏、両想い相手の美咲、政府通知の婚約者の莉々奈、由佳吏に片恋する美少年の親友・仁坂の4人の少年少女の四角関係の社会SF?恋愛もの。

アニメ化もされたし紹介も今更よね。

今巻は由佳吏の突然の自宅訪問に適当な髪型にだせえ芋ジャージで赤面する美咲が可愛かったですけど、1巻出た当初の「初恋思い出す凄い恋愛漫画キター」ってインパクトが、その後はじっくり抑制的に引っ張って焦らす展開、ミステリアスとは言いつつもヒロインの行動原理が理解不能な期間が長すぎて、徐々に熱量が冷めてってる感は否めず。

ラブコメじゃなく恋愛もので、長く続けば良いってジャンルでもなく、ちょっと引っ張りすぎて名作に成り損ないかけてる感じも。