AQM

あ、今日読んだ漫画

FSS (NT2019年4月号 第16巻相当) 評論(ネタバレ注意)

ファイブスター物語、連続掲載継続中。「第6話 時の詩女 act4 スプラウト・ソング〜ショウメ争奪戦 」、Both 3037。扉絵入れて11ページ。

 

他の号はこちらから。

aqm.hatenablog.jp

以下、宣伝のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

 

 

 

 

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(余談)

毎月恒例の新号の発売日ということもあり多数アクセスいただくFSS関連記事を抑えて、

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今日になってなぜか「猫のお寺の知恩さん」の12月の記事が今さら「最近のアクセス」1位になる現象が自分のブログながら意味がわかりません。

 

(扉絵)

・momokoエスト
 自分はmomokoって知らないんですけど、
 なんか人形がエストの服着てる写真とテキスト

・がんばれエストちゃんmomoko
 エストとアイシャのどつき漫才3コマ漫画
 本編でエストがミラージュ預かりになる際はこの2人仲良くできるのかしらね…

・近況テキスト
 バイオハザードRE2にハマったそうです

 

(本編)

ラーンの地下、詩女の瞑想室にモラードを誘うフンフト。ここで「タワー」を育成するとよい。

ハスハ旧首都ペイジの広場。水玉のワンピースにハイヒール、鍔広の帽子をかぶった黒髪の女がバッハトマが駐屯する建物に近づく。

居室でくつろぐデコース。黒髪の女が入室、室外の部下たちは既に沈黙させられている。剣に手を伸ばすデコースの顔面に掌底くれて吹っ飛ばす。誰何するも支離滅裂な言動。ハリス/スパークであることに気づくが女はそれを否定しマドラ・モイライを名乗る。服を脱ぎながらデコースに跨り彼の服も脱がしていく。

デコースにのしかかり支離滅裂な述懐を続けるマドラ。その貌はマドラですらなくなり額に超帝國の紋様が浮かぶ。

再びラーン地下。ラキシス、タワーの顛末を見届けたいモラードに、フンフトは自らも識るシステム・カリギュラの技術を勧める。

「次号、ラキシスに懐かしい出会いが…!?」(ニュータイプ2019年4月号より)

 

(所感)

ホ ン ト に 騎 乗 位 だ っ た 。

ある意味当たり前か。2018年4月号の扉で「今後のエピソード」として「剣聖マドラとデコースの出会い」として予告されてたシーンではあるんですけど、出会い…出会い…?最悪のボーイ・ミーツ・ガール。出会い系でももう少しマシというか、肉食獣の捕食風景にしか見えません。「騎士だけに騎乗位」というギャグとしては怖すぎてスベッてると思う。

ラーンの地下施設のゲート、天照家内宮地下にもゲートがあり2020年に開き、同時期にラーンの地下でウラニウムが花の詩女から花の種を渡された?時空がメチャクチャなのはフンフトも言及してるので置いといて、2020年てなんかあったかね。東京オリンピック?(追記:年表見たらあっさり、天照帝の誕生年でした。暦は違えど、来年って天照帝の誕生年なんですねw)

物語に登場する「ゲート」は自然発生したものでない限りは、未来を予見した何者かによって作られ、開くときは来る者か行く者かが居て、出会いが起こるものだけど。
普通に考えればサタン絡みだけど、関連して出て来る人名が初代ミコト、ナカカラ、ウラニウム・バランス、花の詩女ラーンと伝説級に胡散臭い方たちばかりなので、情報開示されるのはいつになることやら。

「花の種」は花の種なんでオートマティックフラワーズ(AF)、ファティマ開発の基情報かな。リチウム・バランスによる星団初の4ファティマ誕生が2310年、2020年はその290年前。(追記:その5年後、2025年にミコトにグリース王国に呼び出されたウラニウム・バランスが初期のファティマ構想を語る(リブート4・247ページ~))今回育成されるタワーがいわば「ファティマ2.0」であることの暗示か。その場合、ファティマ1.0の誕生に必要だったのは「代々バランス家の天才」「ナッカンドラ・スバースの遺伝子情報」に加えて「花の詩女ラーンがもたらした花の種」だったことに。映画「ゴティックメード」を機にファティマが「オートマティックフラワーズ」となり、同時にベリン・ラーンが花の詩女として花の種を撒いてたこと自体を伏線として、騎士であるトリハロンと気持ちでしか結ばれることのなかったベリンが「全てのファティマの母」みたいなことになり・・・「花の種」って超常の能力を持つ詩女であるベリン自身の因子情報だったりするのかしら。全てのファティマは「薄めた超帝國剣聖」であると同時に「薄めた詩女」でもあり、ファティマの身体能力や反射神経はスバース因子由来で、情報処理能力や演算能力はバランス家の血ではなく詩女ラーン因子由来だった・・・あー、妄想が止まらん。あー映画観たい。ソー、ファーラウェーイ。そっちの映画じゃなーい。

ボスやんは「星都ペイジから引き上げ空白を生み出し混沌を呼び寄せる」と言ってましたが、バッハトマ、駐屯してたのね。星典舎使って探すほどの居場所でもねえな。普通やん。

エストは主の元を離れて単独で配下の騎士・ファティマの育成指導中とのこと。
ちょっとバーシャを思い出しますが、騎士団所属で主持ちのファティマもそういうことも単独行動でするのね。バッハトマが人手不足なのもあるんでしょうけど。知らん間にメヨーヨでGTM開発を手伝ったり、エストって見てないところで実はメチャクチャ働いてますよね。

デコース受難というか、描写としては完全に雑魚扱いでかわいそうですけど相手が悪すぎ。ギャグコマで泣いてんのはともかくシリアスコマでも涙が出てて割とガチ泣き。「マドラ」の存在は完全に知らなかった模様。

ハリス/スパーク/マドラ/プロミネンスですが、人格・記憶が統合されないまま混線状態。右と左で貌が違ったりしてあしゅら男爵状態。マドラの人格を分割したのも確かフンフトでしたよね。タワーが生まれるのも、マドラが現在ああなのも、ショーカムと璃里が結ばれてバランシェ邸に身を寄せてジークと茄里が生まれたのも、アルルと桜子が生まれたのも、眠ってたカイエンを起こしたのも、ハリコンの帰還も、全部フンフトのプロデュースなんですけど、なんなんあの人。月刊ニュータイプの編集長並みの影響力なんですけど。

マドラの目的は「子供を作り幸せな家庭をもつ」ためとのことですが、子作りはともかく「幸せな家庭をもつ」はどうなんですかね。いつだかの未来回想シーンでデコースと6本指のデーモン系の女性が一輪の花を見つめて微笑む仲睦まじい様子を見た記憶がありますが、あのデーモン系の女性が設定上プロミネンスに上書きされたということなのかしらん。(追記:確認して訂正。リブート2、265ページ。6本指の女性ミラージュ騎士と一輪の花を見つめて微笑んでる男は別人。カーレル・クリサリス? デコースは同じページの別のカットで、黒騎士のスーツでエストと微笑み合うデコース。 でした。)

「今の時代一番の騎士様の子供を授かる」
ベルベットの誕生が決まっているから、というメタな理由を置いておくと、ログナーでいいじゃんという気もするけど、超帝國絡み同士でインブリードすぎるのがダメなのか?血統的に超帝國剣聖、天照家などの血を引かない野良代表みたいなデコースでアウトブリードだからいいのかな。それとも子どもログナーだからダメなのか。子どもログナーを殴って押し倒し脱がせて跨るマドラ。絵ヅラ的に出版社的に大いにダメですね。
序列で言えば強天位のジャコーもいますけど、強天位と黒騎士ってどっちが強いんでしょ。
とりあえずミューズくん、デコースに勝たずに時間切れ引き分けでホントよかったね・・・押し倒されて跨られるの、デコースより似合いそうだけど・・・

デコースの今後についてですけど、1巻以来のキャラということもあり

・フィルモア、ヴィ家との因縁
・天照・ラキシスとの因縁
・ヨーンの復讐相手
・3代目黒騎士
・エストの主
・剣聖ベルベット・ワイズメルの父親
・バッハトマ幹部
・ミラージュの復讐相手
・"背徳者"ジィッドの上司
・破烈の人形との因縁

といろんな属性を持ち、伏線やフラグがあるキャラで、また

・年表上はこの後エストが天照預かりの時期を控えている
・4代目黒騎士バンドライン・ゴールが未だ正体不明

だったりする要因もあり、将来予想も「マドラに殺される」「ヨーンに倒される」「ジィッドに裏切られる」「ミラージュ入りする」等たくさんのバリエーションが。もういっそのこと全部盛りで、ジィッドに裏切られてミラージュ入りするもヨーンに倒されてマドラに殺される、とかどうですかね。イヤな人生だな。

「44分間の奇蹟」、マドラ、マキシ、デプレ等が一堂に会するバッハトマ攻囲戦の3075年の時点でエストが連合側(反バッハトマ)で且つそのことを感慨深けに述懐されてますが、(意図的にエストのマスターの情報が伏せられ)デコースに関する述懐はなく、また例えばデコースがミラージュとしてバッハトマを攻撃するのも違和感バリバリなので、自分はデコースの死期が近いのは間違いないとは思うんですけど。

あー、自分は「バンドライン・ゴール=ヨーン・バインツェルの偽名」説(というか願望)派なんですけど、バンドライン・ゴール自体がデコース・ワイズメルの悪名を回避するためのデコース自身の偽名って手もあるっちゃある…か?でもそしたらヨーンやミラージュ騎士との関係がアレだし、ベルベット・ワイズメルも「ベルベット・ゴール」や「ベルベット・モイライ」を名乗りそうなもんだよね。ダメだな、没。

マドラはせっかくハスハまで出張ってきたんで、ギーレルに居るアルルから懐園剣を受け取ってナカカラのラキシスと合流したいところ。マドラの精神を安定させるのと、ついでにベルベットの名付け親も、タイミング的にラキシスかもしんないね。能力的にも匹敵する、フンフトの撒いた種の刈り取り役。

最後のページ、カリギュラのポリメリゼーション転化技術まで修めているらしい、なんでもできるフンフトの、制御不能が予想されるタワーを制御するための「私の力では無理」な「私に考え」とはなんでしょうね。「ラキシスの居るミラージュに放り込みましょう!どうせマドラとマキシも居るし頭おかしいの面倒みるの2人も3人も一緒っしょ!」で天照にぶん投げて終了な気もしますが。

予告の「ラキシスの懐かしい出会い」は
 本命 ダイ・グ(設定的に)
 対抗 スパーク/マドラ(連載的に)
 大穴 アトロポスやヴュラードだったら楽しいけどね(読者的に)