京都花街を舞台にした舞妓さんの世界+働く女の子の日常+料理。
青森から上京して舞妓さんを目指すも候補から降りた屋形まかないのキヨ(16)が主人公というかヒロインなんだけど、青森以来の幼馴染で舞妓の百はな(ももはな)の雅で可憐な鉄人ぶり、超人と鉄人のダブルヒロインな感じ。
自分は日常もの好きなのに日常ものの感想レビューを書くのが苦手というか、毎回「ほっこり」「尊い」ぐらいしか書くこと浮かばなくて500字書くのに苦慮するんですけど、この作品についてはあんまり苦にならない。
あんまり知らない舞妓さんの世界が雑学的に好奇心をくすぐるのと、京都の土地柄が持つ独特な詩情に、一流の舞妓を目指す可愛い女の子たちの青春群像劇に、まかないグルメに、とフックが多くて感想書きやすい。
キテレツにキャラ立ってる奴とかいないんですけど、新刊の度に「こいつ誰だっけ」とか思うことが全然なくて、派手な作品ではないですけど、なんてことない漫画ですけど、相当この漫画好きなんだな自分、と思う。あと真っ黒な鉄のフライパンも、自分も大好きです。
自分が死ぬまで続いてくれねえかなコレ。
次巻は、おお、幼馴染の健太が修学旅行で京都に来るみたい。
aqm.hatenablog.jp