存在感薄めの30歳の落ち目の小説家が、ファンの筋トレマニアの巨乳ポニテ女子高生に見つかって「あなたの本が売れないのは筋肉が足りないからですよ」と説教されて一緒に筋トレする話。俺も書いててなに言ってんのかよくわかんねーけど。
猫背のヒョロガリ男に女子高生がセーラー服で筋トレ指南する若干ハウツー。パンツも見えねーし直エロではないものの、フェチズムですねえ。
日常系然とした1巻の表紙に比べて随分余裕のない表紙だなあと思って読んでたら、終わってしまいました。完結。
2巻から登場した命令形口調のクールツンデレ美人編集者さんがすごく可愛くて、のほほんとした三角関係が楽しくなったところだっただけに残念。
以下、失礼ながら打ち切りだったとの勝手な想像を前提に書きますが、打ち切りにふさわしかったとは思えません。もったいない。
反面、打ち切られた作品の終盤の魔力みたいなものも感じました。
「あと◯話で終了」が決まったときの「それでも最善を尽くそう」「少しでもいい形で作品と読者に報いよう」と集中力が異常に高まった作家さんの心意気をページから勝手に感じてしまうんですよね。
自分は面白かったです。次回作を楽しみに待ってます。
aqm.hatenablog.jp