ファイブスター物語、連続掲載継続中。「第6話 時の詩女 act4 スプラウト・ソング〜ショウメ争奪戦 」、Both 3037。扉絵入れて13ページ。
他の号はこちらから。
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以下、宣伝のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。
(宣伝)
FSS以外に新刊中心の漫画レビューもやってるのでたまには寄ってけ。
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(余談)
ニュータイプ本誌、表紙にもなってる映画「天気の子」巻頭12ページで特集。FSS目当てで買ってるけど、新海フリークで「天気の子」も観に行く予定の自分も嬉しい。
また、「天気の子」にちなんで別枠で「アニメーションと雨」特集7ページ。内、「花の詩女 ゴティックメード」から雨の中にたたずむトリハロン皇子のシーンに1ページ、作画監督の名倉靖博の仕事について永野護の解説。あと「花の詩女」製作中のサンライズのスタジオでの富野由悠季とのほのぼのエピソードも。
自分も表紙にちなんで「天気の子」のマスコットキャラを作ったので新海監督からオファーがあれば無償で提供するのもやぶさかではない。
こういう感じで使う。
(扉絵)
「BO-6 ボー・ゼクス」のカラー設定画と、「バスターランチャー・ラピデア・カノン」のモノクロ設定画。
BO-6は銀幕デビュー済み。「ラピデア・カノン」はマグナパレス用。テキストで他の著名騎のバスターランチャーとのスペック比較解説など。
15巻はあと表紙だけ、連載と同時進行中。近いうちに発売日お知らせ予定。
(本編)
引き続きナカカラはシャルデファー、ホテルの自室。
みじんこさんに出会った時の話の続きを訊ねるラキシス。そういえばミラージュ入り以外の目的はいいの?とプリン作ってるツバンツヒにも訊ねる。調査するつもりだった"ショウメ"なんか、もうどうでもよくなったッス。みじんこさん激おこ。
来訪者。ラキの護衛に来た、見た目マドラのスパークの人格。驚く2人に自らの素性や経歴、ここに来た経緯をプリン食べながら語る。
ラーンに移る前の見納めに、シャルデファーの花咲く野を散策する3人とみじんこさん。彼らの背後を密かに尾ける白い光と黒い光。
彼らの前に3人の人影、BO-6とEV-3を従えたマウザー。ツバンツヒの前に出てかばうラキシスに誰何、「正式名」を名乗られても驚く風もない。ツバンツヒとの決闘を望み、黙認してくれとラキシスに頭を下げる。
決闘開始、ツバンツヒがマウザーの剣を分身でかわし打ち砕いた、その瞬間!
「ツバンツヒ敗れる?ラキシスに迫る"存在"の正体とは?」
(ニュータイプ2019年8月号より)
(所感)
「アクト5でのクライマックスの■■■■の戦いに食い込んでくる■■■■■と■■■■の戦い(2018年4月号扉)」とのことだったけど、先におっ始めちゃったねコイツら…w
シオの門番は見た目も自在。まあロボ腕になったり、身長の伸び縮みしたり、女子高生になったり、今までも割りとやりたい放題でしたし…
バスターランチャー(MGP用)の新仕様。ウィンチェスターM1873と同じ装弾システム。次弾以降はブローバックで自動装填だそうで、スピンコックはしないのか、残念。できねえかこんなもん。マグナパレスっぽいデザイン、アニメ化させたら「こんなん動かせるか」って富野が怒るやつ。
ツバンツヒの旧の目的なんですけど、目的の目的はなんだったんですかね。というか最初っからなんですけどモラードに聞くまでショウメがなんなのか知らずに調べようとしてたの、カリギュラは一体なんなんだ。「ショウメ」ってタイトルのエロ同人だったらどうするつもりなんだ。自分たちが知らない言葉や概念があるのが許せん感じか。
セントリーの幼生と重合騎士の戦い。とは思えない間抜けな絵ヅラ。
ここまで絡みはサリオン反乱の時にちらっとぐらいしか描かれなかったですけど、ラキシスとスパークは「私だー!」「あの声は」っていう仲なのね。まあ入城して50年たつし、有名お料理番組の人でもあるらしいし。ドンドン、いるかー?ってオメーは西濃運輸のおっちゃんか。
んでマドラって人格さえまとも(スパーク)だとすごい美人さん。スパークにラキは「さん」付け、ツバ子は「先輩」。
元APでツラック隊のカーツの元上司とのことで、カーツってどれだったっけ?って思ってクロスジャマー見たらナルミの同階級で副官で副支隊長、ツラック隊のNo2の長めの黒髪オールバックの頬ヒゲ顎ヒゲ。元は中央からナルミを撤退させるためのお目付役で派遣されたのが、ナルミの熱に当てられて当初の任務をブッちぎったらしい。
「いろいろ聞いてる」とは誰から何を聞いたんだろうか?カーツから、ツバ子の活躍を?仲良しなの?たまに飲みに行くの?APとミラージュにバラバラになってもウチらズッ友なの?
ここでも「マドラ・モイライが本名」とスパーク人格が語ってますけど、生まれのハリス家ではない名前。どこからきた姓で、誰が名付けた名なんだろうか。フンフトか。
マドラ、プリン味見。緊張のツバ子。ミラージュの料理上手の二大巨頭。次点で野戦料理のブラフォード。
凸助とセックス三昧中に東の君に見つかって逃亡するも捕まって「おしおき」されたらしい。暇になったらまた行く気満々。エストは凸助を助けないどころか、マドラに売ったっぽい。凸助イキロ。
マドラは小天位に頭を割られカイエンにスカートめくられヤーボとセックスして凸助とセックスして東の君におしおきされというワケのわからない経歴に。つかカイエン⇔ヤーボ⇔マドラ⇔デコースでそれぞれセックスしてて、風紀が爛れたヤリコンサークルみたいな人間関係に。そもそもカイエンがいる時点でなんかもう手遅れですね。
マドラが派遣されたことでソープが来ないことを察して凹むラキシス。ただ単に遊ぶ予定だったのか、一緒に「何か」をする予定で待ってたのか。次ページで「来週からラーン」とのことですが、ラーンにはフンフトとモラード、あとタワーの幼生がいますね。フンフトあたりが天照夫妻を招いて、マキシを預かる代わりにタワーとモラードのミラージュ入り内定を勝ち取るドラフト会議の予定?
ラキシス一行を追尾する白い光と黒い光。じぇんじぇんわからん。なんだこれ。スペクターとポーター?ジョーカーとスイレイのどっちかが黒い光ってのも変だよね。黒い方は瘴気っぽくてサタンっぽいけど白い光と一緒に行動してるしな。白と黒の対というと、「白の剣」「黒の剣」、ジュノーンとバッシュを思い出すけど、今回は関係ないだろう。サタン絡み且つ最強オールスターならスキーンズとバッシュのエイリアス…もちょっとナイ感じですねー。
いつぞやのように、全能神?かなんかの2人組かしらん。
ジョーカー人モードで礼儀正しく偏見も持たないマウザー。多分この場限りの姿なんだろうと思いますけど、えーとね、ボスヤスフォートとカブってます。2人が並んだらどっちがどっちかわからん。正確にはボスやんとバランシェとバキンラカンの前帝ミマスを足して3で割ったような。策謀家のようでいて、素直に頭を下げ、素直に礼を言い、自分より強いラキとマドラの前で、正々堂々決闘の申し込み。必要な時にはど真ん中直球を投げられる策士は策に溺れなさそうで手強いね。
そもそもカリギュラって登場している範囲内ではマウザーとツバンツヒがトップ2のように見えて、且つ好奇心のしもべみたいなイメージがあって、ミラージュみたいな「退団は死をもってのみ」みたいな血の十字架的な忠誠心や騎士道と無縁な印象だった。「好奇心を満たせるならなんぼでも裏切るし、誰の味方でもしまっせー」的な。
カリギュラを抜けたことに対するけじめを求めているのは一体誰なんだろう。より上位者がいるのか、マウザー個人が許せないだけなのか。
ボスヤスフォートと違ってアンチ天照を目的とした組織ってわけでもないはずなのよね。天照が生まれる前からあるし。
マウザーは出番の度に新たな面を見せる、いろいろ興味深い奴だ。
ツバ子の分身ですけど、残像攻撃です、よね?カイエンやラキシスの"ミラー"ではない、です、よね?一応、騎士とガーランド兼務ということで、旧設定のダイバーパワー持ちで、ミラー使えたりするのかしら。ないない。
で、最後のページのアレですけど、この雰囲気、やっぱりアレですかね。なんでこんな、平和そうな野っ原に。次号は未来回想のマドラがアレするシーンかしら。
最強オールスターのメンツがだいぶ揃ってきて、レンダウドは遅れてピンチに登場なんでしょうけど、アルル、というか懐園剣がまだ届いてないんだけど、こっちもおっ始めんのかな。「ショウメ争奪戦」の割りに今んとこ誰もショウメ狙ってねえw サタンの人はラキシス狙いじゃなくてショウメ狙いなのかな。
あと最後のページ寄生獣のミギーおる。今だシンイチ。よくやったシンイチ。