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#大家さんは思春期! 11巻 評論(ネタバレ注意)

メガネ地味リーマンが引っ越した先のアパートの大家さんは可憐な女子中学生だった。

お色気なし、ラブ要素なし。
ほっこり、ほんわか、ほのぼの。この漫画を一文字で表すなら「ほ」。

おばあちゃん子で家事が得意で節約上手でしっかり者で説教くさくてぶっちゃけ少しババくさいチエちゃんと、彼女を見守るちょっとダメだけど良い人揃いのアパート住人たちやご近所や商店街の住人たち。

NHKの朝ドラの原作にしても安心。たぶん掲載誌「月刊 孫」とかだと思う。

中学2年の体育祭、アパート住人・熊川の入院お見舞い、文化祭でメイドカフェ、コインランドリー談義、サイレンスでチエちゃんの一日、石焼き芋と屋台ダーメン、商店街のハロウィーン、親友・マユちゃんのお宅訪問、VR談義、好きな男子のタイプ、粕汁と酒粕あれこれ、クリスマスのあれこれ。

珍しく不穏な感じで次巻へのヒキ、中二の冬なので年が明ければ受験の中三、スポットの当たってこなかった両親の話の伏線もあり、「中学生が大家さん」という「漫画」な部分に手を突っ込んで一波乱起こるようだと、完結が近いのかもしれんね。

この作者・作品に限って鬱エンドはないと思うんだけど、最終回で泣かされる予感も。

 

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