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#呪術廻戦 13巻 評論(ネタバレ注意)

表紙、誰だよw

と思ったんですが、今巻出てきたサボリーマンみたいな人か。

呪術・呪霊をめぐって特殊訓練教育機関な学園もの要素もありのダークな能力バトル漫画。ギャグコメ系の変化球な会話芸・顔芸と、直球シリアス展開のギャップ。

第107話「渋谷事変㉕」〜第115話「渋谷事変㉝」ということで、引き続き1巻丸ごと渋谷事変の途中。何かって言うと悪玉集団が渋谷で起こした大規模テロで、味方側も総動員の大規模バトル。

主人公の師匠で作中最強キャラの五条が封印されてピーチ姫状態、殲滅戦が五条救出作戦に移行。

各個に東京メトロ渋谷駅構内への侵入を図る呪術高専陣営と迎撃する呪霊陣営。ジャンプのバトル漫画らしい多方面での同時並行バトルで昼行灯な脇役たちの見せ場、見せ場、見せ場!

1巻以来、変化球気味な能力バトルやキャラの「はすっぱ」な会話芸など、個人的に一時期「チェンソーマン 」と印象がダブってた時期があったんですが、ここ最近は「チェンソーマン 」がジャンルが変わりつつあるというかピリオドの向こう側に行っちゃった感じがあって、相対的にこっちがジャンプの王道能力バトルの砦みたいな感がありますね。

技の概念が複雑というか、かめはめ波やアバンストラッシュや牙突みたいなちびっ子の真似しやすさに欠けるってのはあります。今時のちびっ子はジャンプ読まねえか。

今巻は封印?されてた超強キャラ2人のそれぞれの無双編。体術、テクニカルな特殊能力の探り合い、それを蹂躙する圧倒的なパワーとスピードの圧、「ハンター」の正統後継という印象。

これでまだ五条は封印中だし、乙骨憂太とか登場すらしてねえもんな。強さランキングスレが大変そう。釘崎ちゃんもっと出せオラァ!

話としてはまあ、今巻もずっと戦ってるだけの巻なんですけど、能力バトル漫画ですし。

使命感と意志力にあふれた術師たちが話を進める傍で、日下部っつのか、このサボリーマンみたいな奴が混じってんのがまた、奥行きというのか、なんかいいよねw

自分の知る限り各話タイトルに使われてる丸数字のフォントのストックが「㊿」までっぽいんですけど、足りるんかねコレ。

 

呪術廻戦 13 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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  • 作者:芥見下々
  • 発売日: 2020/10/02
  • メディア: Kindle版

 

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