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あ、今日読んだ漫画

#紛争でしたら八田まで 2巻 評論(ネタバレ注意)

表紙のメガネ美女、「地政学リスクコンサルタント」の八田百合がクライアントの依頼を受けて世界を股にかけて紛争を渡り歩き、地政学の知識と思考と調査能力と護身術で解決していく、美女!メガネ!インテリ!ハードボイルド!ワールドワイド!なかっけーお仕事もの。

ぼっちでメガネで日系で手ぶらのココ・へクマティアル、という感じ。

下品な方の出羽守っぽいというか、ちょっと「ブラック・ラグーン」みたいな洋画吹き替えワールドな感じ。

紛争解決の道筋が、ミステリーというよりはコンサルタントのケーススタディの設問を解いてるみたいな感じはあります。

今巻は前巻仕掛かりのタンザニア・魔女狩り事件のクロージング、

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「紛争でしたら八田まで」2巻より(田素弘/講談社)

舞台をイギリスに移して格差の拡大とブレクジット状況下でIRA?に襲撃される大手パブチェーンの問題解決。

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「紛争でしたら八田まで」2巻より(田素弘/講談社)

愛国者をもって鳴らす経営者のパブを次々と襲撃するのは本当にIRAの残党なのか。

次巻への仕掛かりはロシアとヨーロッパに挟まれる地政学上の要衝・ウクライナで過激化し、活動を資金援助する大手ゼネコンの手を焼かせる解放右派。

クールでクレバーながら意外と人情話みたいなのもやんのね、っていうのと、政治的な矛盾を経済の現場の機転で一発逆転を狙い様で、なんとなく新谷かおるの往年の名作「クレオパトラD.C.」を思い出しました。

「クレオパトラD.C.」と言えばそろそろ日本編も見たいわね、と思ったら次巻予告によると3巻はウクライナ編の完結と、日本編だそうです。テンポよくて良いね。

 

紛争でしたら八田まで(2) (モーニングコミックス)

紛争でしたら八田まで(2) (モーニングコミックス)

  • 作者:田素弘
  • 発売日: 2020/06/23
  • メディア: Kindle版

 

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