オールカラーを活かして柴犬が可愛く描かれます。何かの理由で人類が滅びた後の日本?をウロウロする、女子高生のご主人と喋る柴犬・ハルのギャグコメディ4コマ。ギャグ漫画なので人類が滅びてても特に困ってない。
「今日のさんぽんた」と並んで「現役二大柴犬漫画」と読んでいいかもしれない。
aqm.hatenablog.jp
ねえよそんなジャンル。
他の人類は出てこないものの、他の犬、たぬき、女神、サンタ、アヌビス神、オウム、河童、八百比丘尼、雪女、クマ、お稲荷さん、宇宙人などが脈絡なく登場し理由なく普通に日本語を話すのであまり寂しくない。
理不尽なキャラや設定を説明する気のなさ、理屈くさい長セリフ、身も蓋もないオチ、往年の「×(ペケ)」(新井理恵)を彷彿とさせる会話芸コメディ。
今巻は、ちょっと「あれ? この漫画こんなに面白かったっけ?」ってなってます。
人類より早く宇宙に行ったあの犬のその後に関するフィクション。二~三段オチの意外性があって楽しくて、優しい話だなーコレ。
巻末にライカの話と対になる少し長い描き下ろしエピソード、「夏の終わりで待つ君と」を収録。
ちょっ…おまっ…急にそんな…ずるいぞ…
この作品になにかメッセージがあるとすれば、作者の「私は犬が好きだ!!!」以外なんにもない漫画ですけど、
単行本の値段が上がるオールカラーなのもたぶん犬をカラーで描きたいだけの漫画ですけど、なんというかその、アカン泣くコレ。
余談ですけど、自分はスカジャン好きなんですけど、
幕間でこんなイラストがあって
「いいなーコレ欲しいなー」とか言ってたら、
親切な人から商品化して4月に販売開始なことを教えてもらいまして、
https://cospa.co.jp/detail/id/00000102259
悩んだんですけど、
ポチりました。
がまんできなかった。
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