ラノベ・なろう系で隆盛する異世界転生ものでも最近最もヒットしている作品のひとつ「転スラ」の出来物の日常4コマスピンオフ。
自分は転スラは嗜む程度でどハマりしてるほどではなく、このスピンオフ4コマ「転スラ日記」に至っては完全に作者の柴先生目当て。
「家康に過ぎたるもの二つあり、唐の頭(兜の飾り物)に本多平八(忠勝)」
という言葉に倣うなら
「転スラに過ぎたるもの三つあり、アニメ人気にコミカライズのヒットに柴先生の転スラ日記」
という感じ。ただの読者なんで軋轢を恐れずに言うと、本編コミカライズより絵も上手い。
5巻ということで、話もだいぶ進んで、主人公がテンペストを留守にしてイングラシアの教師編、妖精の洞窟に探検編など。
相変わらず可愛らしく、ベタながら面白いんですけど、惜しむらくは本編読んでないとさすがにチンプンカンプンなスピンオフの宿命。
ネタの背景のとなるベースのシチュエーションも込み入ってきて、1巻の頃ほどネタがシンプルじゃなくなってきてて、本編の読み込みが必須です。
自分も読んでてちょいちょい怪しいなコレ。
そろそろどっかで「天スラ」「天スラ日記」をイッキに読み返したいところですけど、なかなか時間がね…
この後は割りとシリアスな、人間国家によるテンペストに対する侵攻ですけど、ギャグコメディのこの作品がどう捌くのか、ちょっとした見もの。
aqm.hatenablog.jp