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#ウィッチウォッチ 1巻 評論(ネタバレ注意)

乙木守仁は、超人的な身体能力を持つ鬼の末裔であることを隠して暮らしていた。

守仁の高校入学を控えた春休み、長期出張で海外へ出発する父から、

・6年前に聖地に修行に出た、守仁の幼馴染の魔女のニコが帰ってくること

・鬼の末裔たる守仁たち乙木家は、実は代々魔女の使い魔の家系であること

・ニコは1年以内の災いが予言されていること

・なので守仁はこの家でニコを護衛しながら一緒に暮らすこと

・使い魔になることを断ると人権蹂躙レベルのペナルティがあること

を告げられる。

ペナルティ回避のため不承々々、ニコの使い魔となることを受け入れた守仁。

『ウィッチウォッチ』1巻より(篠原健太/集英社)

飛行失敗して乙木家のリビングの窓を突き破ってやってくるニコ。

6年ぶりに再会したニコは可愛らしいポンコツ魔女に成長していた…

という、幼馴染の鬼ボーイ・ミーツ・魔女ガール・アゲインな同居ラブコメ。属性多いなw

『SKET DANCE』『彼方のアストラ』の作者の現作。

『ウィッチウォッチ』1巻より(篠原健太/集英社)

鬼・魔女・災いの3点セットでシリアスなバトル路線にも、幼馴染の同居設定で日常ラブコメ路線にも、同じ高校に通い始めて学園コメディ路線にも、ポンコツな超常能力持ちの美少女オバQ路線にも、なんでもできそうな基本設定。

1巻は今んとこラブコメ以上にギャグ要素が強く、ポンコツなニコが魔女能力に振り回されてトホホオチの美少女オバQ展開多め。ジャンプ作品パロディ多いなw

『ウィッチウォッチ』1巻より(篠原健太/集英社)

教師やクラスメイトにしれっと鬼や魔女が受け入れられてなんでもアリでドタバタやってる様は『うる星やつら』っぽくもありますね。

複数のヒット作持ちのベテラン作家らしく、可愛らしいヒロインとギャグコメ要素を中心に、たくさんあるヒキダシを巧みに使いこなして楽しく読んでる間にあっという間に終わっちゃう1巻。

『ウィッチウォッチ』1巻より(篠原健太/集英社)

同居・学園・ギャグコメ・ラブコメを基調にたまにシリアスなエピソードシリーズ、というと『うる星』より『らんま』が近い感じなんですかね。

会話芸のセリフのキレと細々と挟むギャグコメで、おっさんが世界観を説明してるだけのシーンですら面白いのはズルいというかなんというかw

『ウィッチウォッチ』1巻より(篠原健太/集英社)

なんか楽しい漫画始まったなっていう。

 

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