
ファイブスター物語、連続掲載継続中。
「第6話 時の詩女 アクト5-1 緋色の雫 Both3069」。
扉絵コミで13ページ。
他の号はこちらから。
aqm.hatenablog.jp
以下、宣伝と余談のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。
(余談)
(追記)
すいません気合い入れてアップしたつもりの記事のタイトルがコピペ残りで「8月号」になっててタイトル修正してもTwitterの方は直りませんが
URL変えてアップし直すのもかったるいのでこのまま行きます。
(追記終わり)
夏休み11連休中の今日がちょうど真ん中の日なんですが、ヒマどす。
KADOKAWAのニュータイプの定期購読、1年間の契約期間が終わって結局継続することにしたんですが、普通に継続(継続申込を郵送)するのがダルかったので、期限切れを待ってWEBで新規に申し込み直ししました。
したら新規申込特典のFSSクリアファイル5枚セットが今月号に同封されてて再度もらえました。

普通に継続したら何がもらえたんだろ。一緒かな。
こういうことを書くとKADOKAWAがその気になったら発信者情報開示請求をすっ飛ばして簡単にAQMの住所氏名が特定可能なのでよくない。
(扉絵)
GTMバーガ・ハリ ダンダグラーダの線画設定シートと解説テキスト。
+、連載や刊行物の今後の予定、展望に関するテキスト。
(本編)
ガマッシャーンの国会ではナカカラ出兵論に対する圧が高まっていたが、党首のナオには独自の目論見があった。そのナカカラではフィルモア元老院とバッハトマのシナリオどおりに、フィルモア本陣とこれを守護するハイランダーがブーレイ傭兵騎士団に包囲され孤立しつつあった。
「元老院が仕掛けた老獪な罠。包囲されつつあるクリスティン・Vらに勝機は?」(ニュータイプ2022年9月号より)
(所感)
今後のメタ予定
「緋色の雫」読者びっくり予定で年内完結予定、17巻は年内発売予定、デザインズ7は来年に延期。
前号のブコメで
b.hatena.ne.jp
とコメントもらったので
b.hatena.ne.jp
と返したんですが、その後なんかフランスのイベントで「誰だお前」みたいな人が「FSSの17巻は今秋発売予定だよ」みたいな発言をしたとかの訳のわからない眉唾な噂があったんですけど、あれマジだった、ということなんかしらん。
自分にとってFSSの「本命」は単行本なので、刊行ペースが早まるのはもちろんウェルカムです。
んで、連載について毎号毎月、感想的なことを書いてるので、出た際にあらためて書くことなくて毎回困るんですよね。新刊。
aqm.hatenablog.jp
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15巻も16巻も内容の話がないよう状態で嘘レビューみたいなっとる。
17巻なんの話しよ…記事タイトルが「FSS17巻 評論(ネタバレ注意)」で内容が「おいしいカレーの作り方」だったら、たぶん誰かに怒られますよね…
GTMバーガ・ハリ ダンダグラーダ
今回ダンダグラーダについて書いた下書きが、確認したら以前書いた文章と全く同じこと書いてたので丸ごと再掲します。
一瞬「初出かな?」と思ったんですが、2020年12月号で本編登場済です。
名前はずっと前から出てたMH(GTM)ですが、ようやく登場。MH→GTMの大改編でも名前が変わっていないのは、宇宙都市の名前に由来するコードネーム扱いだからでしょうか? 宇宙特化型ということで、ドムに対するリックドムですね。
アイドラ・フライヤー(肩の盾)がバーガ・ハリとだいぶ形状が違って、なんかあの、マジンガーZが背負うやつ的な。
「90度回転するコックピットシステム」は、GTMが頭を先頭に「ウルトラマン飛び」する際、体躯の正面を向いてるコクピットが進行方向に向きを変えないと「(感覚的に)上に飛んでいく」「上からGがかかる」のを防ぐためのものですかね。

これ、Zガンダムなどの可変モビルスーツも同じ問題を抱えていて、モビルスーツ形態とウェイブライダー形態で機体の進行方向・正面が変わってしまう問題どうなってんだと長年議論になってた?んですけど、長谷川裕一が「全天周囲モニターコクピットは球形なので当然回転する」と答えを出してしまったように聞きます。
原理的には、いつだかのアルルのエンゲージとスクリティAトールがボォスの大気中を編隊飛行してたときも同じことができてた「はず」。
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「なに? え? まじ? ダレコレ?」
この書き方で、もう誰が出てくるかお察しというw
と、思わせぶりで曖昧なことを書いておくと、予想が外れても「自分はわかってた感」を出すことができる。
のはちょっとズルいのでもう少し補足すると、「ダレコレ?」ですけど「まじ?」と繋がってるので、本当に誰も知らないキャラが出てくることはないと思うんですよ。知ってるはずのキャラが「誰だお前」的な登場をするんじゃないかなと。
・出番はおそらくクライマックスのシリアスなシーン
・そのキャラの今までのイメージと180度異なる、ギャップのある言動・描写
・若く人格がまだ不安定で、成長して人格や能力が一変する可能性があるキャラ
・出番に長い空白があって最近の動向が不明なキャラ
あたりが怪しいんじゃないかなーと。
とか真面目に考えつつ婉曲に書こうと思ってたら、本編のぴっぴきぴー演算でネタバレしてんじゃねえよw
ガマッシャーン共和国 国会
「なんのために出兵するのか」ではなくて「戦力があるから出撃しよう!」という、目的が「名誉と存在感のため」みたいな、戦争をオリンピックやポケモンバトルみたいに思ってそうでワロタ。
以前クラーケンベールが語ったように、ジョーカー星団の戦争はスポーツ的な娯楽として消費されてる感じはしますね。
GTMやら騎士団やら、かっこいいしな。GTM戦だけだったら一般人の兵士あんま死なないし、騎士は主(ガマッシャーンは共和国なので国民)のために死んでナンボだし。
ナオ
ナオのフルネームなんだったっけ、ってググったんですけど、
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「ナオ・レイスル・リンドー」と「ナオ・リンドー・レイスル」が混在してて、誰が間違ってるというよりは「どうせ表記揺れと設定変更の多い作者が悪いんだろうな」と思いました。
戦況
広域の飽和攻撃によるフィルモア主力の分散、手薄なフィルモア本陣への急襲、守るは主人公キャラのみ、とFSSの得意パターンで進行中。
FSSの戦争って、陣地の奪い合いの囲碁よりも、「王将を奪ったら勝ち」の将棋っぽいとこありますよね。
というよりそこにフォーカスして描いているというべきか。
ブーレイ
シルチスの一部や萌葱グループのGTMユーレイ(MHサイレン)がブーレイに擬態することもある、という事実を、アルカナナイトレベルでも知ってる奴(ブルーノ)と知らない奴(ケーニヒ)がいるっぽい。
トライトンは「知ってるけどそれは言わない約束」感。
ケーニヒはフィルモア・シルチスの外部に出向してたこともあってその辺の事情に疎い、ともとれますが、「外の世界に武者修行に出た割りにモノを知らない」ようにもw
逆に今回の事情通のブルーノとパラーシャの知識、特に敵エースの経歴情報がフィルモア内で流通してないっぽいところを見ると、フィルモアからブーレイ、フィルモアからパイドパイパーなど外部の傭兵騎士団に騎士が出向して戻った際の機密情報の守秘は、けっこう厳格っぽい。(そして今ブルーノが漏洩しようとしている)
ファティマの記憶抹消問題もありますけど、前職での機密を次の職場で漏洩しないことについては、性善説というか、結構みんな義理堅い世界ですよね。その辺は騎士も星団法で規制されてたりするんかな。
GTMブーレイ
「琅玕(ロウカン)」「オデオン」「ラムアド」など、フレームさえ違う複数のGTMが「ブーレイ傭兵騎士団の駆るGTM」としてまとめて通称「ブーレイ」と呼ばれる、という一見ユニークな運用になってます。
が、よく考えたらAKDのGTM群が通称「ミラージュ」「ミラージュマシン」と呼ばれるのと一緒だな。
で、「(ハグーダ戦の)旧MHブーレイ」=「GTM琅玕(ロウカン)」と。
コーラス-ハグーダ戦のブーレイはミミバ族とセットで運用されていたこともあって(あとギエロの格好とか)、東アジア〜東南アジア色が強かった印象ですけど、「琅玕(ロウカン)」もモンゴルっぽいような、ベトナムっぽいようなイメージのネーミングですね。
ググったら翡翠の最上級品を指す、江戸時代からある日本語だそうです。
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ブーレイも破烈の人形と同じく、騎数や騎種が増えたり減ったりエリート騎として元に戻ったり、紆余曲折してますね。
そういえばミミバ族ってどこの星の民族だったっけ?ってググってもよくわかりませんでした。
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なんとなくジュノーかボォスっぽいイメージだけど、「民族的に準騎士級の能力を持つ」って設定、地味にバランスブレイカーですが、ボォスだと今だったら「超帝国の遺産」と繋げやすそうではありますね。
デザインズのどっかに書いてあんのかな。