『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を第1クール最終話だけリアタイ視聴した。
自分が現在住んでいる地域は、サッカーW杯の日本代表戦すら地上波放送されないことがあるぐらい民放局が少ないので、「どーせ」と、この作品を放映していると思っていなかった。
TLで「いよいよ最終回」と盛り上がっていたので、
「どれ、うちの県ではその頃なにを放送してんのかいな」
と戯れにTVをつけてみると、普通に放送していた。早よ言え。
好評なのはネットの反応で聞いていたので「そのうちサブスクでイッキ観しよう」と思っていたが、リアタイで追いかけてない分、気合いも入らず、後回しにしていた。
ネットの反応を観る限り、「ガンダムが出てくる微百合なSF青春学園ドラマ」として成功している印象だった。
主人公たちが住むコロニー(本作では「プラント」と呼ぶようだった)に敵軍が襲来し、主人公の少女がガンダムに乗り込み、敵MSを撃退し、友人を救けるためにガンダムで人を殺す話だった。脇役が父親殺しなどもしていた。
漫画家の先生方を中心にフォローしている自分のTLの視聴勢の反応は概ねこういう感じだった。
主人公たちが住むコロニー(本作では「プラント」と呼ぶようだった)に敵軍が襲来し、主人公の少女がガンダムに乗り込み、敵MSを撃退し、友人を救けるためにガンダムで人を殺す話だった。脇役が父親殺しなどもしていた。
自分にとっては初視聴だったので
「『ガンダム』シリーズの『普通の第一話』だな」
と思った。
『ガンダム』作品の第一話で幾度となく繰り返されてきた、主人公の少年の初陣、イニシエーション。
少年が、兵士として敵を倒せる(人を殺せる)ようになることを、成長と呼んで良いのか。
普遍にして不変のテーマ。
本作の特筆すべき点はおそらく、『ガンダム』の『普通の第一話』にこれだけ阿鼻叫喚の反応が寄せられるような、前フリとしての前日譚が十数話に渡って放映され楽しまれてきた点なんだろうな、と思う。
構成を逆転(?)して回想シーンを先にじっくりやるような。
アムロやカミーユの、戦争前の学園生活を1クールやるような。
後付けだった『ORIGIN』のキャスバルとアルテイシアの物語を先にやるような。
もしくは、シャアとハマーンがアクシズで共に過ごした日々を描くような。
「平和と戦争」の対比、かつての同志との決裂と敵対、戦争が人間性を狂わせる描写をする上で、より効果的であるように思った。
NTRものの前半で、フリとしてイチャラブ展開をじっくりやるのに似ているな、と思った。
おそらく別ジャンルとしての魅力の求心力が強かったんだろうけど、『ガンダム』が戦争を描かずによくここまで視聴者を引っ張ったな。
ということで、やっぱり面白そうなので『水星の魔女』をサブスクで第一話から視聴しようと思う。
第1クールの最終話だけを観た後で1話から観始めるのも、それはそれでオツな視聴体験。
第2クールが始まる4月を待つのがだいぶ苦痛のようなので、3月末にイッキ観した方がいいのかな。
あと、衝撃展開について、
カミーユに訊くな。
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> 漫画の感想書いたから読んで! <
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aqm.hatenablog.jp
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