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#ウィッチウォッチ 11巻 評論(ネタバレ注意)

『SKET DANCE』『彼方のアストラ』の作者の現作。

乙木守仁は、超人的な身体能力を持つ鬼の末裔であることを隠して普通に暮らしていた。

守仁の高校入学を控えた春休み、長期出張で海外へ出発する父と入れ替わりに、魔女の聖地に修行に出ていた幼馴染のニコが帰還。

『ウィッチウォッチ』11巻より(篠原健太/集英社)

両家の同意のもと二人は一緒に暮らし、守仁はニコの使い魔として彼女を予言された災いから護衛することに。

6年ぶりに再会したニコは可愛らしく、しかし強力ながらどこかポンコツな魔女に成長していた…

という、幼馴染の鬼ボーイ・ミーツ・魔女ガール・アゲインに、ニコの使い魔となる同居仲間が守仁以外にも天狗、狼男、吸血鬼と増えて、同居日常ギャグ学園ラブコメたまにシリアスバトルな漫画に。

『ウィッチウォッチ』11巻より(篠原健太/集英社)

シリアスなバトルもので人気を博したカッコよ可愛いキャラたちの、ギャグだったり緩かったりする日常や恋愛・ラブコメをもっとじっくり見てみたい、というのは人気作であれば多かれ少なかれ発生して、多くの場合その役割は公式スピンオフや二次創作に託されることになるんですが、

「一次創作内で自分で全部やっちゃおう!」

『ウィッチウォッチ』11巻より(篠原健太/集英社)

「バトル・ギャグ・コメディ・ラブコメ・日常・ホラー・ファンタジー、少年漫画のジャンルを全部一作品内でやっちゃおう!」

という作品。

女の子可愛いんですけど、たまに描かれるフォトジェニックなポーズがまた可愛いよね。

『ウィッチウォッチ』11巻より(篠原健太/集英社)

今巻は、来たるべき11月の敵の襲来に備えつつ、全編ギャグコメ・ラブコメの日常巻。

モイちゃんの、鬼の秘伝書+ニコの魔法による修行・パワーアップ編など。

メインヒロイン・ニコの出番の多さもさることながら、みんな大好きサブヒロインのネムちゃんのエピソードもあって、萌えギャグコメとして眼福な巻。

作者の過去作『SKET DANCE』とのセルフコラボなエピソードも。

『ウィッチウォッチ』11巻より(篠原健太/集英社)

『SKET DANCE』、自分は読んだことないんですけど、面白そうだな。作者買いしちゃおうかなあ。

相変わらず面白さと可愛さが高止まりしてて安定してますね。ただただ続巻が楽しみな作品。

実は週刊少年ジャンプの電子版を定期購読してるので、連載で先に読んじゃってんですけど、それでもまとまって単行本になるとやっぱりテンション上がります。

そういえば、アニメ化とかはまだ決まってないんですっけか。

オファーはたくさんありそうですけど、ここまで原作が面白いとアニメに対する期待のハードルが上がっちゃうというか、

『ウィッチウォッチ』11巻より(篠原健太/集英社)

下手なアニメ化でコケるのがもったいない気もしちゃいますねw

 

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