#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

FSS (NT2024年2月号 第19巻相当) 評論(ネタバレ注意)

ファイブスター物語、連続掲載継続中。

「第6話 時の詩女 アクト5-3 エンペラーズ・ハイランダー Both3069」。

扉絵コミで13ページ。

前々号から「第19巻相当」としているのは特に根拠はなくて、

「なんとなくそんな感じかな」

という感じです。

  

他の号はこちらから。

aqm.hatenablog.jp

以下、宣伝と余談のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(余談)

17巻の感想をまだ書いてなかったので書きましたけど、17巻の感想は全然書いてません。何を言っているの?

aqm.hatenablog.jp

あと年末に読んで面白かった漫画のまとめ記事を書きました。

aqm.hatenablog.jp

あと年明けに漫画以外の良かった買い物まとめを書きました。

aqm.hatenablog.jp

あと今月は久しぶりに、公称発売日より1日早い1/9(火)の昼に、定期購読で月刊ニュータイプが届きました。関東から遠い宮崎県なのに。

サンキューKADOKAWA! 定期購読、いいね!

store.kadokawa.co.jp

みんなも月刊ニュータイプ、定期購読しようZE☆

 

(扉絵)

「永野護デザイン展」に関する情報公開テキスト、エストと作者自画像のツッコミ&開き直りの漫才イラスト。

その他、扉絵前にMk2のレジンキットの広告が1ページ。

本編後にもLEDとZAPのカラーイラストを添えた見開き2ページを使って、「永野護デザイン展」の諸元情報のテキスト類。

 

(本編)

円卓の騎士たちの列の中からジークが登場、元老たちに口上を述べ、護衛に指名したクリスティンのみを伴ってダイ・グの病室へ。ダイ・グに心境を述べ、ある人物から託されたある「アイテム」を取り出す。

「『花の詩女 ゴティックメード』のトリハロンとベリン、ついにその名前が連載本編に……!」(ニュータイプ2024年2月号より)

 

(所感)

扉絵

「デザイン展」に関する永野護本人の意気込み肉声をスタッフが細々した情報を加えて清書したっぽい雰囲気。

末尾の「デザインズ7」のとこだけは本人が直接書いたっぽいですね。

エストの「ちゃんと見るのに3回くらい行かないといけなくない?」というツッコミに対して、作者自画像は「夏に発売できるかも?な18巻の作業中」とのこと。

まあ開催まで1ヶ月切るところですし、当然「デザイン展」に関してはもう作者本人の手は離れてるんでしょう。

 

デザイン展について

eplus.jp

・開催初日(2/10・土)から3日間のみ、日付指定チケット(先着順販売)で入場 

・開催初日(2/10・土)に別ホールで、

 -映画『花の詩女 ゴティックメード』の上映会

 -トークショー(NT誌によると「永野護、川村万梨阿、井上伸一郎(予定)」

 ※チケットは抽選販売

会期途中から「図録:展示作品収録画集」を販売予定

 去年の新潟のお三方の再現ですね。

ちょっと気をつけないといけないのが

・2/10の、展示会入場チケットと、トークショー&上映会のチケットは、別っぽい?

 ので、展示会のチケットだけあってもトークショーは観れないし、トークショーのチケットだけあっても展示会には入場できないっぽいのかなコレ。

ので、初日に行く人が

「2/10は展示を観てトークショーも観るぞ」

 と思ったら、両方のチケットGETしないといけないんですかね。

更に、

・展示会入場チケットは再入場不可

・展示会場は10時〜18時

・トークショー&上映会は13時〜15時過ぎ

なので、運よく抽選でトークショーのチケットGETできても

「2/10は10時から展示会、13時からトークショーと映画、15時過ぎからもう一度展示会を観るぞ」

と思ったら、トークショーのチケット以外に展示会入場チケットが2枚要りますねコレ。

なので2枚買いました。

トークショーのチケットGETできなかったら2枚も要らないので、1枚誰かにあげるか、それか当日までにどうにかFSS好きの彼女作って2人で行くわ。

なお、「図録販売は会期途中から」とのことで、

「図録が欲しかったら会期後半に行かないといけないのかなあ」

と当初思ってたんですが、

会場に足を運びさえすれば、事後に購入できるチャンス(通販購入権)が設けられるようです。

会期中に宮崎から所沢に、2回も3回も行くのはさすがしんどいwので助かる。

なお、NT誌の次号の公称発売日はデザイン展開幕の直前、2/8(木)とのことです。

 

ジーク

前号の感想で「春闘みたいw」と書きましたが、アレね。

団体交渉の途中で突然、労働組合側から

「実は敵対的TOBで新しく筆頭株主になって議決権独占してる、ジークさんです」

って紹介されて

「はじめましてこんにちわお前らクビ」

って言う人みたい。

「春闘」から流れるように「買収された株主総会」にw

ただこれ、「正当な権利」というよりは、どっちかというと「立憲君主制を旨とする帝国国家の制度バグ」ですよね。

サイレン・ザ・グレート(トリハロン)が意図的にこの制度バグを帝国に仕込んでいたとすると、彼は立憲君主制・議会政治の限界がくることを、あらかじめ予見していたことになりますね。

あるいは、詩女の未来視からの助言によるものか。

襟元、ナイトマスターの紋章?と、フィルモアのマークと、このシュペルターマークのような、そうじゃないような紋はなんでしたっけか?

 

元老たち

ジーク、まだ

「朕である!!(クワッ」

しかしてない時点で「ビクゥッ」ってもう心折れてるけど、なんなんお前ら。

ケツのリモコンバ○ブの電源入れられたみたいなリアクションですけれども。

ジークの顔がよっぽど怖いのか、声がよっぽど怖いのか、名前がよっぽど怖いのか。

だからこそ、度々暗殺を試みたのか。

アドーやティルバーなどの元老を

「皇帝に代わって帝国の暗部をあえて担う切れ者たち」

と過大評価してた時期が自分にもあったんですけど、アレね。

陰謀しか能がないくせに、それだけ警戒していたジークに謀略戦でここまで外堀埋められてることが完全に寝耳に水の、割りとボンクラさんな終わり方でしたね。

まあFSSのやられ役って、割りと最後あっさりしてるよな。

 

あの名

「サイレンじゃないの?」

と思ってたら、違ってて、見たこと・聞いたことはあって、確かに古い名なんだけど、正直なんかあんまそんなピンとこんかった。

まあフィルモア人じゃないしな俺。

まあ、ここで

「サイレンである!!」

つってもアドーから

「それさっき俺が訊いた時お前『クワッ』ってなって話そらして無視したやん…」

ってなるしな。

 

ダイ・グ

生きてて健康なら、病臥するダイ・グの側に居て然るべき、チャンダナが居ない…

 

特徴的な目をした少女

はいー、ワスチャの旦那候補レースからジーク脱落〜。

フィルモア皇帝と詩女の「運命の恋?」、三度目の正直、成るか。

成れば、天照の星団大侵攻に対抗し得る大同盟に繋がる、ビッグカップルですが…

(カラミティが無くなるまでは)

あとカイエンの血と、パルスェットの血?が、更に後世に繋がる可能性もわずかに。

 

フンフト

でもジーク前に死にかけた時に中に入ってたサイレン出てきたよね。

アレもテンパった璃里と読者が見た幻影なんかしら。

 

手紙

この手紙が、『花の詩女 ゴティックメード』の、真のエピローグかもしれないですね。

ベリンがああ見えて

「トリハロンチャン☆に攫われて(爆)一緒に温泉旅行♨︎とか行きたいナー(核爆)、ナンチャッテ(^_^;」

とか、おじさん構文丸出しの手紙が出てきたらどうしよう。

そもそも手紙の封筒が未だ封蝋された状態なんですけど、これジーク中身まだ読んでなくね?という。

たぶん「ベリン→トリハロン」の手紙のオリジナルではないと思うので、フンフトやトリハロンはさすがに読んでると思うんですが。

 

あと、この章のタイトルコールのクリスティンが、未だ影が薄いですね。

剣聖・強天位・小天位・黒騎士などの称号に次いで並び称される称号の割りには、強キャラ感も正直やや薄いまま、ここまで来ちゃいましたが。

 

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