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I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

FSS (NT2024年4月号 第19巻相当) 評論(ネタバレ注意)

ファイブスター物語、連続掲載継続中。

「第6話 時の詩女 アクト5-3 エンペラーズ・ハイランダー Both3069」。

扉絵コミで11ページ。

「第19巻相当」としているのは特に根拠はなくて、

「なんとなくそんな感じかな」

という感じです。

  

他の号はこちらから。

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以下、宣伝と余談のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(余談)

いまコレ書いてるの、ブログの日付を操作して3/10にしてますが、3/11(月)の夜です。

ややこしくてすみません。

2日続けてFSS連載の感想。

3/8(金)発売の、NT誌の最新号と『デザインズ7』が今日3/11(月)に届くのは予想してたんですが、

 

こないだ注文して今週末に届くと知らされていたM3のMacBookAirまで今日届いてしまって、

何から手をつければいいかわからなくなりました。

とりあえずMacBookの最低限のセッティングだけして、先にNT誌4月号の感想を書いてます。

うおー、M3早ぇー。

『デザインズ7』の感想は、まず読み込むのに時間かかりそうなのと、6,600円もする設定資料集の感想ってなに書くのよ、ってなりますよね。

とりあえず気になるキャラの解説だけ斜め読みして「ワオ!」ってなった点が既にいっぱいありますけど、自分も高い金払って買った6,600円もする本の内容を、タダ読みのネットでネタバレすんのも、なんかねえ……

 

(扉絵)

現時点の単行本全17冊の表紙イラストの作品タイトルと解説。

 

(本編)

大広間ではツンデレな振る舞いでダイ・グとクリスティンを護ったミヤザ長官がシルチス騎士たちからチヤホヤされていた。うなだれるアドー王。

ダイ・グの病室では、ジークとの会話を終えたダイ・グが円卓の騎士たちに最後の言葉をかけ、そしてジークの計らいにより、ダイ・グとクリスティンの2人だけが残された……

「皇帝と騎士。決して結ばれるはずがなかった2人の最後の時間……」(ニュータイプ2024年4月号より)

 

(所感)

扉絵

永野護デザイン展で撮った、各巻表紙イラストの「タイトルと解説」のパネルの写真をドヤ顔でアップしてたんですけど、

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カブッてるというか、こっちのが情報量多いやないかいw

 

富野由悠季

巻頭が「デザイン展」「デザインズ7」などと絡めて永野護特集でいろんな人のインタビューがあって、富野由悠季のインタビューも見開き2ページで。

ある程度の富野由悠季(と永野護の関係性)のファンであれば以前違う場で似たような発言をしていたのを聞いたことがある内容でした。

首肯するところもあるし、「いや、それは違うよ富野さん」と言いたいところもあります。

ただこの爺さん、ミヤザと一緒で、思ってることを必ずしも真っ直ぐ喋らなくて、なかなか額面通りに受け取れないんですよねw

 

ミヤザ

ツンデレおじさん。

イクさん、ツンデレおじさんに向かって衆目の前でツンデレの本心ネタバレ解説っていかにも粋じゃないんですけど、まあ読者向けなんでしょうがないねwっていう。

「えー、今のギャグのどこがおもしろかったかというと、〜」

みたいな残酷さw

騎士でも王侯貴族でもない「平民」が、しかしさりげなく彼らを誘導しサポートするの、倉庫屋のシケルブ・雪之丞以来かな。

作者、こういうおじさん好きよね。俺も好きだよw

 

アドー王

うなだれる目がイッちゃってんですけど、元から目がイッちゃってた人なので、この後どう出るかよくわからんな。

昭和の少女漫画とかだと、こういう場面でこういう目をしたキャラは、クリスティンを刺そうとして庇ったダイ・グが代わりに刺される、みたいな「舞台装置」としてよく居たんですけど。

失脚直後に復讐テロを起こして重要人物を死なせてしまう、『銀英伝』のアンスバッハ准将とかフォーク准将とかの枠というか。

今月号の表紙のビジュアルも、

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まるで昭和の少女漫画の表紙みたいよねw

黒幕ぶってたのにイザとなったら円卓の騎士に誘ってもらえない雑魚さんだったことが発覚してちょっとかわいそう。屈辱でしょうね。

 

数千年続いた帝国のしきたりを破る

なんでしょね。

同じ騎士が皇帝2代に渡ってハイランダーを務めることか、それとも更に別の何かか。

(この記事は一応、『デザインズ7』を精読する前、というテイで書いてます)

 

クリスティン・V

タイトルコールにようやく脚光。

まだ泣き虫のままですw

悔いのない最後の時間にして欲しい。

まるで「騎士とファティマの最期の時間」のようですし、「バランシェとソープの別れ」のシーンの再演のようでもあります。

いろいろ言われますし、自分もいろいろ思ってきたキャラですが、

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「ファイブスター物語」12巻より(永野護/KADOKAWA)

「私はもう一生に足りる恋をした!」

というセリフには、自分は

「そういう生き方も、在って良いのか……」

と大いに気づかされました。

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そういう意味で、自分にとってクリスティンは

「絵空事の話をしていても、発見をもたらす瞬間をくれた」

キャラで在って、

「足の長い姉ちゃんだけを描いていれば、気が済むというわけにはいかないんだぞ」

という富野由悠季の今月号のあの言葉だけは、たとえそれが永野護の将来に向けた期待と励ましのためのあえてのツンデレ発言であったとしても、それだけは自分にとって絶対に違うんです。

 

あと最後に話変わりますけど、とりあえず永野護デザイン展で買ったステッカーの、

 

花十字と、

 

ミラージュマークを新品のM3に貼りました。

ノートPCにステッカーとか貼ると「ダサい」とか言われちゃうんですけど、

「他人にダサいと思われないこと」

より大事にしたいことって、あるんですよね。

 

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