#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#寄宿学校のジュリエット 13巻 評論(ネタバレ注意)

「認めろよ 犬塚 ペルシア
 お互いが恋仲になったのは過ちだったと
 そうすれば2人とも追放だけは避けられるかもしれないよ?」

「…悪い…ジュリエット」

「謝る必要はないわ露壬雄 だって決まってるもの…」

「『この恋は 間違ってなんかいない』」

表紙が完全にヤンキー漫画だコレ。手前が丸流(まる)くん、不良で男女平等パンチャーのタチ悪いバカなんですけど、それ故に今巻の思わぬキーマンに。

最近まで戦争してた2国間の国境の島、ダリア島に設立された両国共有の名門・ダリア学園。木刀振り回して万年抗争状態の両国派閥のリーダー同士、黒犬派の犬塚露壬雄(ロミオ)と白猫派のジュリエット・ペルシアが内緒で禁断のお付き合い。学園ラブコメ版ロミオとジュリエット。

融和を目指して監督生(生徒会的なやつ)に立候補した2人。しかし両国の対立を煽り分断を図る玲音によって、投票日、全校生徒の前で2人の関係がバラされてしまう。

人種の対立という、ラブコメの割に重たいテーマに、理想臭くてご都合主義な展開。

うるせーこの漫画はこれでいんだよ。拙者はそんな甘っちょろい戯れ言の方が好きでござるよおろろ〜。

最大の山場を越えて、あと2、3冊で完結かね。

 

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