「命を賭けた友情は…男の専売特許じゃない…
586ナンバーワンの私の命…そっくりそのまま…
ナージャの戯言に預けてあげる」
1941年、ソビエト連邦・ウクライナの農園でプロペラ機で農薬を撒いていた少女、ナージャ。平和な日々は6月22日早朝、ナチスドイツのバルバロッサ作戦により突如破られた。涙の果てに家族や友人の復讐を誓うナージャは、英雄・ラスコーヴァ少佐のラジオ放送の檄に応じ赤軍に身を投じる。
世界史上唯一実在した女性のみで構成され前線投入された戦闘飛行連隊・ソビエト連邦赤軍第586〜588女子飛行連隊の史実ベースの戦記もの。ヒロインは架空、虫食いの史実をフィクションで埋める。
って、ちょおおおい!!
ぶっちぎりの打ち切りエンドで終わった。
リーリャの獅子奮迅、信号弾の瞬間のカタルシス、リーナの過酷な運命の史実の重み、戦争の狂気と生命の儚さ。
陰鬱で重かったせいなのか…そこがこの作品の良さだし、最初っからわかってたことだろうに。講談社かよ。
「いつかまた描ける日を楽しみにしています。
その日までどうか、どうか、待っていていただけると、平沢としてはとても幸せです。」
よーし、ふざけんな。待ってるからな。
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