「なぜ戻ってきた!?
東京へ帰れと言っただろう!?」
「薙原さんを守りにきたんだ
それが俺の役割だって思ったんだよ」
体内に電気を溜め込んでしまう「帯電体質」でぼっち気味の少年・切春。政府直属組織「賢人機関」の同じ体質の残念な綾波レイみたいな美少女エージェント・薙原桐緒にスカウトされ、人類に反旗を翻し四国を占領したAIの戦闘マシンと戦うスライダーに。という能力バトルもの。
AIマシンであることが発覚した薙原。本人もびっくり。AIである自分と、切春に恋する自分の狭間で戸惑う。能力バトル&人と恋に落ちたAI美少女。
雌伏を経て戦場に復帰した主人公、ヒロインともにAIマシンのラスボスと対峙。
今巻完結。
設定、王道なストーリー展開、画、バトル描写とレベル高く大きな欠点は見当たらないのに、作品のサイズのせいなのか、どこか物足りなさも。
打ち切りにしちゃ四国戦争終結からのドンデン返し、スイートなエンディング、最初から3巻の予定だったように綺麗にまとまってて一見そうは見えねんだけど、本当はもっと描きたかったことがあったんでねえかな。
AIのヒロインと普通に恋愛しちゃうとことか、好きだったわー。もっと読みたかった!
aqm.hatenablog.jp