#AQM

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#娘の友達 3巻 評論(ネタバレ注意)

「君は…そういう『演じられた俺』をまるで悪者みたいに…言うけどさ…
 でも…そういう自分も大人には必要なんだよ

 だから…こういうのは…迷惑なんだよ…」

1年前に妻に先立たれ、高校生の娘は登校拒否で引きこもりに、会社では昇進を控えるものの係長として四六時中張り詰めて過ごしている市川晃介(アラフォー)。

一時の安らぎを求めて通う裏通りの喫茶店に新しく入った看板娘を困った客から助けた後日、保護者面談で娘の高校を訪れた市川は、看板娘に再会する。彼女は如月古都、娘の同級生だった。

精神的に余裕がない状況で、あまりにも都合よく急速に距離を縮めてくる彼女に溺れていく主人公。

未成年かつ娘の友達であるヒロインと男女の仲に向かって流されていく、スキャンダラスで背徳的で官能的、「ここではないどこか」への逃避願望というか「誰かに攫っていって欲しい」願望を抱えた二人の、どこか70〜80年代な香りとバブみが漂う危ないアバンチュール・スリラー。

 

えー、ヒロインみたいなタチ悪そうなん、もう一人増えたでオイw

絵の癖もあるんでしょうけど、誘い受けの若くて可愛い女を描くのが上手い人ね。この一芸だけでもこの先ずっと食っていけそう。

娘が気づいてるフラグですが、主人公たちは決定的な尻尾は出してないんですけど、娘の勘か、何でもお見通し状態。娘には学校でアウトサイダー気味な男友達ができますが、この人この後、何の役割があるんでしょね。

ヒロインのオカンもサイコパスで怖いんですけど、ヒロインもヤンデレ全開で中々のもの。どーだろ?浮ついてこのくらいスリルを楽しんじゃう人自体はそんなに珍しくもない気もする。

主人公も二次会そこ行く?ってちょっとバカ過ぎなんですけど、基本すでにドン引きモードで一大修羅場もやってきて、折り返し点過ぎたかな、という感じはします。5巻ぐらいで完結かな?

全体的に登場人物の愚かしさや危うさをハラハラしながら文句言いながら読む感じが、メロドラマというより、メロドラマ風の浮気・不倫系のトレンディドラマを毎週ワイワイガヤガヤ言いながら観てた感じを思い出します。

 

それにしても、なんつーところで次巻に続くのよw やめてよw この先はどこで読めるのよw

はーい、コミックDAYSでこの後4話分ほど、有料で公開されてるみたいでーす。

うー…

comic-days.com

とりあえずコミックDAYS入会して入会プレゼントの100pで27話だけ読んじゃったわ…

俺、意志よっわ…主人公のこと嗤えないわ…

 

娘の友達(3) (コミックDAYSコミックス)

娘の友達(3) (コミックDAYSコミックス)

  • 作者:萩原あさ美
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/02/12
  • メディア: Kindle版

 

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