「少女終末旅行」の2年半ぶり2冊目のの公式アンソロジー。
他の作家による18編の短編と、つくみず先生自身による短編の計19編を収録。
前回は完結前、アニメ化前でしたが、今回は本編の後編に関わるエピソードも。「ぬこ」も2〜3編に登場。相変わらず可愛い。
ヘルメットに貼ったシールすらも短編内で雨で剥がれ落ちるなど、各エピソードとも本編の世界観を壊さないように注意深く描かれてる印象。
その分、大した話はまあ描けないんですけど、本編の雰囲気に近い詩情に満ちた短編集になってます。「ネームはつくみず先生」って言われてもちょっと信じちゃうくらい。みんな「少女終末旅行」好きなんだなあ、と作品愛が伝わってくる感じ。
3冊目が出ることがあったらもっとはっちゃけた話があっても良い気もするけどね。
本人なだけに「似せよう」と思って描いてないせいか、絵柄が既に少し変わってる影響でつくみず先生が描くチトとユーリが一番「似てない」のがちょっとウケるw
これの発売に合わせてアニメの二期の発表があったりしないかな、と淡い期待をしてたんだけど特にそんなことはなかったぜ。
こんだけ愛されてる作品なので、ぜひ二期やって欲しいなあと思います。
aqm.hatenablog.jp
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