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#前田慶次 かぶき旅 3巻 評論(ネタバレ注意)

隆慶一郎の原作を原哲夫がコミカライズして少年ジャンプで好評を博した、戦国時代のいくさ人で傾奇者の前田慶次郎利益の一代記「花の慶次」、の作者や編集者が他社に引っ越した後の非公式スピンオフってことでいいのかな。本編の関ヶ原の戦いの後、上杉家に従って京を離れる前後のタイミング。

前巻で肥後の豪傑・加藤清正を訪ねた慶次が、南蛮から来た海賊まがいの悪漢たちが起こす騒動に巻き込まれ…という話。てっきり慶次が清正と組んで海賊退治で大暴れ…かと思ったら2人は立会人に引っ込んで、領主・加藤清正の御前試合で決着をつける役に手を挙げたのは、いくさ人として名高い立花宗茂でした。

一連の騒動が今巻の前半で決着ついて…ってわあ、久しぶりに慶次と松風と朱槍がラオウ級の巨大化。

舞台は次の鉄火場・天草へ。

武蔵と仕合った佐々木小次郎の「先代」が登場。あれ?そんなんいたっけ?

若き日の柳生兵庫助が、強いんだけど…妙に雑魚っぽく描かれてて大丈夫かコレというか、兵庫助、この話に要る?と思ったら、この後に実際に清正の熊本藩に仕官すんのね。

コレ、そのうち「慶次vs武蔵」とかやりそうだなあ。武蔵は兵庫助の5歳下…ちょっと若すぎるかしらん。

 

 

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