「つまり皆さんはカルトに引っ掛かりやすいテロリスト予備軍です
自分が引っ掛かるはずがない?
名門大学にご入学できる『頭の良い学生』のつもりでした?
ははははは それが一番危ういし厄介」
「貧しい人々が偏見と憎悪からテロリストになる?馬鹿馬鹿しい」
「古いメンバーやリーダーの多くは
医師 銀行家 法律家 エンジニア ジャーナリスト
中級の政府役人…そして教職員までいたそうです」
「要旨は単純です 高い教育高い生活水準は組織への参加と『正の関係』を示す!!
要するに歯車一つ間違えばテロリストになりやすい!!
自爆も厭わないよーな!!!」
面白いらしいと評判でいつか読もうと思っていたら、明日2巻が出るので。
表紙の情報量が少ないので、てっきりヨーロッパかどっかの話かと思ってたんですが、日本が舞台で、早稲田大学がモデルです。
馬場大学の新入生・佐藤は怪しげで強引なサークル勧誘から救ってもらった縁で、ティム・ローレンツ教授の講座を履修する。教授が教鞭を執るのは社会学、専門は安全保障。
授業初日、紳士と思われた教授は学生たちを突如「テロリスト予備軍」と呼び非難、罵倒するのだった…
という「幼女戦記」「売国機関」のカルロ・ゼン節が全開の「テロリズムとは?」から始まる「反テロリスト」論。
私も昔から、貧乏人のゲリラ戦は一律「テロ」と呼ばれ、正規軍による空爆だと非戦闘員に死傷者を出しても「テロ」と呼ばれない非対称性について思うところがあったので、内容について思ったこと・考えたことは良くも悪くもたくさんありますが、ここで多くを語ることが自分のメリットになるとは全然思えないので、一点だけ。
この作品が言ってることは「この作品に書いてあることすら『なるほど』などと鵜呑みにしてはいけない」だなーと思いました。
それにしてもこの原作者の作画ガチャの馬鹿ヅキぶりはなんなんすかねw またしても大当たり引いてるわ。こんな表紙ですけど、可愛らしく色っぽい女の子描きますね。
あと全然余談なんですけど、引越し以来、未開封だった段ボール箱の中にうっかり昔買ったマスクが残ってたりしねーかな、と漁ってみたらこんなん出てきまして、
違う、そうじゃない。
ゴーグルも出てきたので装着して自撮りしてみたんですが、
完全にアレだ。
あといつもの、うちの自慢のおしゃれインテリアを見てくれ。
このように、人は皆テロリスト予備軍たる資質を潜在的に持ってしまっていることをこの漫画は教えてくれる(違う
aqm.hatenablog.jp
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