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#夜光雲のサリッサ 5巻 評論(ネタバレ注意)

戦闘機+超能力で空の怪獣と戦う空戦アクション。

幼い頃から存在を忘れられがち、思春期に入り存在感の希薄化が更に加速した存在感がマイナスの少女・隠 忍(なばり しのぶ)。新宿を歩いていた彼女を拉致同然にスカウトしたのは航空自衛隊だった。

夜光雲の向こうから現れる天翔類(エヴァの使徒のような怪獣)に対する切り札として、「『私はここに居ない』と念じ続けて欲しい」とだけ告げられ、忍は与圧服を着せられ改造F2の迎撃機「青雷」の副操縦席に放り込まれた。彼女は世界に13人いる"火球の子"と呼ばれる能力者の一人、天然のステルス体質持ちだった。

任務を終えて鬼界ヶ島に戻った忍たちへの島民の冷淡な対応。スクープされたダンクの異形。航空機の一般旅客に目撃された天翔類、黄海上空での中国空軍との共同作戦、IOSSの記者会見。インドで見つかった13人目。天主の元に降下した「先住者」。

と多事多難な巻。

流行ってる、ってわけでもないんでしょうけど、記憶操作能力者、最近いろんな作品で見ますね。あとあんま意識してなかったけど、この世界の一般人って天翔類の存在を知らなかったのね。

ある意味定型的な"火球の子"の顔見せエピソードもついに13人目まで出揃って、敵対する親玉の「先住者」も登場と、ここからようやく物語が本格化するところでしょうか。

13人目の能力、なんでしょね。

 

 

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