空飛ぶ龍を捕龍船(飛空艇)で狩る「龍捕り(おろちとり)」にまつわるファンタジー。狩った龍は解体して売ったり食ったりする。若干、風の谷の天空のなにか風味。
天山迷路と呼ばれる難所に棲み着く、相場の10倍の価値を持つ幻の龍を巡って、戦闘訓練を受け「龍捕り」の仁義も通用せず一番銛の優先権すら無視する討伐業者「屠龍船」とのマッチレース。に乱入して来る、嵐を雷を纏った"伝説の船喰い"にして"震天王"、"テュポーン"。なんだっけあいつ、アマツマガツチみたいね。
龍の四天王的なアレも語られ、なんかモンハンめいてきましたねw
他、再戦を期してクィン・ザザ号の修理・強化、工業都市に生きたまま墜落する龍たちの謎など。緊迫のバトルあり、金策あり、交渉あり、グルメあり、謎解きあり、と、話としては繋ぎの巻ながらシーンのバリエーションに富んで、この作品の魅力を凝縮したような巻。
あのアレよね…つまりアレと同じ●●を発するアレを積めば、モンハンの大銅鑼を鳴らす的な効果で龍の攻撃を随時キャンセルできるってことよね…クィン・ザザ号にもついに必殺技が…
あと幻の龍のしゃぶしゃぶ美味そう。この漫画読むとどうにも焼肉食いたくなるな。
次巻の節目の10巻は、ヒロインの一人で今巻表紙、過去エピソードの伏線も張られた、未だ謎多きヴァナベル中心のエピソードだそうです。
aqm.hatenablog.jp