#AQM

あ、今日読んだ漫画

#女子高生の無駄づかい 8巻 評論(ネタバレ注意)

もとはニコニコ静画の?4コマ漫画。本編は非4コマのバカギャグ漫画。アニメ化して好評、実写ドラマ化も「正気か?」と話題に。

雑に喩えると絵の上手くなさ加減も含めて「男子高校生の日常」の女子版って感じ?ちょっと違うんだよな。くだらなくてバカバカしくて良い。

登場人物が呼び合うあだ名が「バカ」「ヲタ」「ロボ」「ロリ」「ヤマイ」「マジメ」「リリィ」「マジョ」。どのキャラが可愛いとかあんまなくて、全員残念。

過去の面白かったエピソードに的を絞って、その続きというか発展系のエピソード中心。びっくりすることに作品序盤に見られた「こんなもんどうやってアニメ化すんだよ」みたいな意味不明なクソエピソードがなくて、安定して面白く、なんだか面白さの精度が上がってる気がします。

その分、上品にいえば奇想天外な新規ネタに欠けるというか、下品にいえば意味不明なクソエピソードがないこの作品はなんだか落ち着かないですねw

それかあれなんかな、自作のTVアニメ化を契機に開眼するのか、自信がそうさせるのか、アニメの制作に学ぶところがあるのか、ランクが上がったみたいに面白さが急に安定する漫画家さんたまにいますけど、ああいう感じなんかしら。

反面、よくシュール・ナンセンス系のギャグ漫画は消耗が激しく寿命が短いとか言いますけど、どうなんでしょうね。うすた京介とか新作読みたいんですけど。

この作品もこのまま安定して続いて欲しいような、クソな新ネタぶっこんできて欲しいような複雑な気持ち。

クソエピソードはクソエピソードで感想書きにくくていざとなったら困るんですけど。

 

女子高生の無駄づかい(8) (角川コミックス・エース)

女子高生の無駄づかい(8) (角川コミックス・エース)

  • 作者:ビーノ
  • 発売日: 2020/09/10
  • メディア: Kindle版

 

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