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#クマ撃ちの女 5巻 評論(ネタバレ注意)

熊狙いのライフル持ち*1女性猟師・チアキ(31)に密着取材を申し込むフリーライター・伊藤。2人は熊を求めて日々、北海道の山中に入る。

牧場荒らしのヒグマと対峙するチアキは、闇夜に一人、ヒグマを待ち伏せする。

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「クマ撃ちの女」5巻より(安島薮太/新潮社)

作中初めてのチアキの大怪我、そして伊藤の取材の終わり。

と、第一シーズン終了、という感じ。

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「クマ撃ちの女」5巻より(安島薮太/新潮社)

東京に戻った伊藤は、チアキへの取材をまとめて本を出版、度々重版もかかりそこそこ売れるものの、その余波として女性猟師・チアキの存在が世に出てプチ有名人化してしまう。前シーズンの取材の反省のもとに、伊藤はあらためて新シーズンの取材をチアキに申し込む。

一方、チアキもまた、前シーズンの反省から新たな取り組みを始めていた。その取り組みは表紙のとおり、狩猟犬の導入だった。

という、わんわんお!な一冊。

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「クマ撃ちの女」5巻より(安島薮太/新潮社)

一旦仕切り直し、というにはあっさり1年経って新シーズンへ。ややもすれば「犬の話描きたくなったから早送りした」ように見えなくもないw

あんま効率良くなさそうですけど、でもやっぱ動物出てくると強いですね。もともとクマは出てましたけど。心強いし、犬が全然可愛げがないのが可愛いw

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「クマ撃ちの女」5巻より(安島薮太/新潮社)

「読んだ人がもっとチアキさんをもっと好きになってくれる本を書きます」って、それチアキ死亡フラグじゃねえかと思わんでもなくて不安になる。

 

 

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*1:猟銃免許取得後、散弾銃所持10年以上が必要