AQM

あ、今日読んだ漫画

#僕の心のヤバイやつ 5巻 評論(ネタバレ注意)

「みつどもえ」の作者の現作。

ラブコメ漫画は数あれど、WEB連載で既読にも関わらず新刊が一番楽しみな作品。ちなみにこの記事の下の方に貼ったリンク(WEB連載)から5巻の続きが読めます。

主人公は、雑誌の専属モデルもこなす陽キャ美少女・山田を殺す妄想をする、中二病で陰キャでぼっちな男子中学生。

図書館で偶然見かけた彼女は、一人でおにぎりを頬張りながらゴリラのような鼻歌を歌う、意外と割と残念な感じだった…

コメディの皮をかぶせた、エロで独りよがりで優しい中学生の、初恋の繊細な機微の描写。

 

「♪テケテーン」知ってますか「♪テケテーン」。

youtu.be

昔TVドラマが「トレンディドラマ」と呼ばれていた時代の終わりに「東京ラブストーリー」というドラマがあったんですが、毎話、クライマックスに萌えポイント(当時はそれを「萌え」とは言いませんでしたが)が用意されていて、そこに主題歌をイントロから被せる、という演出が多用されて、そのイントロが「♪テケテーン」から始まるんですけど、あまりに多用されたので視聴者は「♪テケテーン」を聴いただけでパブロフの犬よろしく条件反射で自動的に萌えてしまうという、恐ろしい演出でした。

「僕やば」なんですけど、読者がストレスを引っ張らないように小さな「雨降って地固まる」を繰り返す工夫とかいろいろあるんですけど、要するに「♪テケテーン」だな、と最近思うようになりました。

 

いくつか試してみましょう。

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「僕の心のヤバイやつ」5巻より(桜井のりお/秋田書店)
ラブ・ストーリーは突然に

ラブ・ストーリーは突然に

  • 小田 和正
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ね?

 

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「僕の心のヤバイやつ」5巻より(桜井のりお/秋田書店)
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な?

 

最近はもうアレですね。市川も山田も相手のこと好きすぎる両想いなのに友達以上恋人未満を引っ張ってだいぶ読者も焦れてきて、作者もそれはわかっていて作中に読者代表みたいな人が、

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「僕の心のヤバイやつ」5巻より(桜井のりお/秋田書店)

チラホラとw

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「僕の心のヤバイやつ」5巻より(桜井のりお/秋田書店)

早くくっついて欲しいような、永遠に恋人未満を見ていたいような、読んでる方もなかなかジレンマですね。

 

自分は最近は萌子がとてもお気に入りです。

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「僕の心のヤバイやつ」5巻より(桜井のりお/秋田書店)

萌子単体でもずいぶん可愛く描かれるようになったなと思うんですけど、山田と両想いの市川と、さりげなくサポートする萌子の関係性、いいですよね。

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「僕の心のヤバイやつ」5巻より(桜井のりお/秋田書店)

萌子の出番もっともっと増えろ!

にゃあもばやしこも、最初はMOBトリオでしたけど、今巻はそれぞれらしく魅力を発揮して、いいなあこいつら、ずっと眺めていたいなあ。

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「僕の心のヤバイやつ」5巻より(桜井のりお/秋田書店)

 

それにしても少年誌のラブコメ漫画で一番の萌え要素が男主人公ってどうなんですかね。

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「僕の心のヤバイやつ」5巻より(桜井のりお/秋田書店)
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な?

 

 

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