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#ふらいんぐうぃっち 11巻 評論(ネタバレ注意)

マナが豊かな東北・青森は弘前の親戚の家に修行のためにホームステイしている女子高生魔女・真琴をヒロインに置いた、綺麗な絵、牧歌的な風景、コメディタッチながらのんびり穏やかな、人間社会に内緒で暮らす魔女たちの可愛らしくちょっと不思議な日常もの。

「ふらいんぐうぃっち」11巻より(石塚千尋/講談社)

前巻に続き、真琴が青森に来て初めての夏休みの続き。

東京に帰省している真琴の不在中、千夏ちゃんとハマベーの夏休みの自由研究・ペットボトルロケット製作。

引き続き真琴不在の倉本家(ホームステイ先)を訪ったイカついルックスの客人。

「ふらいんぐうぃっち」11巻より(石塚千尋/講談社)

魔女女子中高生一行の巣鴨のマジカルお買い物ツアー。

帰省を終え再びホームステイ先の青森に向かう東京駅で起こった歴史的な大事件と大量の魔女大集合。

青森に戻った早々、クラスメイトに正体バレ。

千夏ちゃんの魔女協会・弘前支部見学ツアー。

「ふらいんぐうぃっち」11巻より(石塚千尋/講談社)

今巻も全部夏休みですねコレ。

今巻も可愛く楽しい非日常な日常エピソードが満載。

精緻で写実的だった画風だった作品が、ここ数巻、絵が荒れてる、というよりは崩して省略したり動きや表情を入れて描くのを試行錯誤中だったのが、

「ふらいんぐうぃっち」11巻より(石塚千尋/講談社)

読んでてだいぶ漫画的にこなれてきた感があり、画風改造が成功した感じがします。

昔の絵の方が「美人」でしたけど、現在の絵の方が「楽しい」「可愛い」「動いてる」という感じ。

「ふらいんぐうぃっち」11巻より(石塚千尋/講談社)

こういうの序破急っていうんでしたっけ、既にあんだけ絵が上手かった人が、自分のスタイルを壊してリビルドするって、すごいなあ。

 

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