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#ウィッチウォッチ 7巻 評論(ネタバレ注意)

『SKET DANCE』『彼方のアストラ』の作者の現作。

乙木守仁は、超人的な身体能力を持つ鬼の末裔であることを隠して普通に暮らしていた。

守仁の高校入学を控えた春休み、長期出張で海外へ出発する父と入れ替わりに、魔女の聖地に修行に出ていた幼馴染のニコが帰還。

両家の同意のもと二人は一緒に暮らし、守仁はニコの使い魔として彼女を予言された災いから護衛することに。

『ウィッチウォッチ』7巻より(篠原健太/集英社)

6年ぶりに再会したニコは可愛らしく、しかし強力ながらどこかポンコツな魔女に成長していた…

という、幼馴染の鬼ボーイ・ミーツ・魔女ガール・アゲインに、ニコの使い魔となる同居仲間が守仁以外にも天狗、狼男、吸血鬼と増えて、同居日常ギャグ学園ラブコメたまにシリアスバトルな漫画に。

『ウィッチウォッチ』7巻より(篠原健太/集英社)

シリアスなバトルもので人気を博したカッコよ可愛いキャラたちの、ギャグだったり緩かったりする日常や恋愛・ラブコメをもっとじっくり見てみたい、というのは人気作であれば多かれ少なかれ発生して、多くの場合その役割は公式スピンオフや二次創作に託されることになるんですが、「一次創作内で自分で全部やっちゃおう!」という作品。

『ウィッチウォッチ』7巻より(篠原健太/集英社)

建て付けとしては『らんま1/2』か、読んだことないけど『銀魂』が一番近いイメージなのかな。かっこよくて可愛くて強い少年少女たちのドタバタ日常。

今巻は、モテ志望ニコのマジカルクッキング、突然のデスゲーム(クソゲー)編、守仁の一日生徒会長、バイトの意地悪な先輩に悩むカンシを魔法でサポート、ケイゴとネムのその後、守仁が幼少時代に描いた漫画の世界に魔法でIN、恋愛鈍感症・守仁にかかった呪い疑惑。

『ウィッチウォッチ』7巻より(篠原健太/集英社)

レギュラー未満で普段は出番が少ないのカラちゃんのツッコミ役が可愛かったねw

「ニコの魔法」がドラえもん並みになんでもありなので、エピソードももうなんでもありですねw

今巻も1mmも「ニコの災いの予言」に関するシリアス要素は進展しませんでしたが、ネムの出番が多かったの自分は大満足です。

『ウィッチウォッチ』7巻より(篠原健太/集英社)

この作者やっぱちょっと頭おかしいな。

 

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