部屋に飾ってるSFアニメのヒロインフィギュアたちが原作の人格と記憶を持って動き出す、コメディ4コマの名手OYSTERのちょっとだけエッチな非4コマ日常ギャグラブコメ『超可動ガール1/6』の続編。特に脈絡もなく可愛い女の子たちのおっぱいが見れる。
長く「ケロロ軍曹」背景アシを務めてるだけあって空気感もよく似てる。
『超可動ガールズ』7巻より（OYSTER／双葉社）
本領じゃない非4コマの一度終わった作品がリブートしつつアニメ化、OYSTER先生は前世でどんな徳を積んだんだという奇跡のような展開。
格ゲーキャラ、RPGのヒロイン、戦車擬人化キャラ、SFアニメのヒロイン（メインヒロイン）のそれぞれ1/6フィギュアが魂を持ち、可動し、オタクの部屋に住み着いている、という作品。
各キャラ登場時はいろいろすったもんだはあれど、いまでは並んで正座してアニメを見て盛り上がったりして過ごしている日常もの要素も。
『超可動ガールズ』7巻より（OYSTER／双葉社）
あとがきにもありますが、同じ出版社、同じレーベルの作者の別作『新婚のいろはさん』の奇しくも「7巻」同士で同時発売なんですが、
aqm.hatenablog.jp
両作の新刊が2冊とも、なんかちょっとエッチな描写というか要素が増えましたねｗ 自分は「エッチな描写、大歓迎派」ですけどもｗ
『超可動ガールズ』7巻より（OYSTER／双葉社）
もともとネタ強な「ストロング・スタイル」が芸風の4コマ漫画家だった作者が、「わかりやすさ」と「可愛さ」重視で『いろはさん』はだいぶ抑制的にやっていて、それがわかりやすくユルく可愛い作品として成功している、という印象。
対して、こちらの『超可動ガールズ』は既にTVアニメ化も済んだせいか、近刊は割りとやりたい放題にやってるなｗ という感じがします。
『超可動ガールズ』7巻より（OYSTER／双葉社）
前は「ネタ強のストロング・スタイル」が、ややもすればマニアックだったりシュールすぎたりして少しわかりにくさを生んでいたんですが、今回のコレはまた毛色が違って、前述のエッチな描写の増加もさることながら、エピソード自体も「読者がついてこれるか」を度外視して描きたいように描いてるな、と思います。
日常系ながら脈絡なくエピソードが飛んだり新エピソードで急展開が入ったりと、わちゃわちゃとっ散らかって割りと目が滑るギリギリではあります。
『超可動ガールズ』7巻より（OYSTER／双葉社）
4コマより連続性が強い非4コマで、かつエピソード自体のノリは軽い割りに、刊行の間隔が空くことが影響してるかもしれません。
まとめてイッキ読みしたらまた印象違うのかな。
いずれにせよ、描きたいように描いてて楽しそうだし、女の子は可愛いし、ちょっとエッチな描写は自分は嬉しいタチなので、
『超可動ガールズ』7巻より（OYSTER／双葉社）
楽しんで読んでますがｗ
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