
中年男性漫画家の、自身を美女アバターに置き換えた日常エッセイ漫画。

『おもしろがり屋でいきましょう』より(凸ノ高秀/宝島社)
4コマだったり「普通漫画」だったり、1エピソードが1〜数ページ。
SNS発っぽいのかな。
おっさんの美少女擬人化エッセイ漫画だと、この辺とか。
aqm.hatenablog.jp
aqm.hatenablog.jp
存じ上げない漫画家さんでしたが、33歳の「遅咲き」で初連載がジャンプ本誌デビュー(『アリスと太陽』)だったんだそうです。
ja.wikipedia.org
なんか見覚えある絵柄な気がするんだよな。

『おもしろがり屋でいきましょう』より(凸ノ高秀/宝島社)
猫飼い、酒好き、妄想癖、内心ツッコミ癖。
よく観察し、よくツッこみ、よく考え、よく心のメモに書き留め、よく切り取って、短く端的によく表現。
エッセイ、随筆ですが、「随筆」というとなんだか高尚で格調高いイメージ、有名どころの文学者の随筆の名が残ってそっちのイメージが浮かびますが、
ja.wikipedia.org
史上の随筆家たちも漫画が描けたら漫画で描いてたんでしょうか。

『おもしろがり屋でいきましょう』より(凸ノ高秀/宝島社)
面白いエッセイ・随筆を読むと毎回思うんですが、その辺に大量に無言でうろうろしている人間たちの一人一人の脳内で、妄想したりツッコんだり面白がったりが展開されてるのかと思うと、なんかすごいし、そのままその人の脳内だけで消化されてしまうのが「もったいない」と思ってしまいますねw
タイトルの通り、「おもしろがり屋」が脳内を開帳してくれると捗るし、ありがたく感じてしまいます。

『おもしろがり屋でいきましょう』より(凸ノ高秀/宝島社)
うまき可愛いw
面白かったしもっと読みたいので、とりあえずSNSフォローするのと
続巻も期待したいところですけど、本作も「1巻」表記がないとおり、こういうエッセイ漫画って続巻出ないこと多いんですよね。

『おもしろがり屋でいきましょう』より(凸ノ高秀/宝島社)
面白いのに、なんでだろ。
akibablog.blog.jp