「分かってる 夜凪さんは天才だけど私はそうじゃないってこと
私はただ人より器用なだけの普通の女の子だってこと
女優だって憧れてた人におだてられて始めただけ
この世界に選ばれた主人公じゃない 分かってる
でも
やっぱり負けるのは悔しいんだよ
悔しい…!」
天才女優の卵・「夜凪 景」のサクセスストーリー、映画女優版のガラスの仮面。現エピソードも舞台演劇だけども。
まだ9巻ですが恋愛要素をバッサリ捨てて最短距離を走って、紅組・白組で同じ演目で勝負する、ガラスの仮面でいうところの「紅天女」編相当。
演じる役は、西遊記で孫悟空と対峙する、牛魔王の妻で芭蕉扇の持ち主の女神・羅刹女。
景はいかに演技で女神を顕現させるのか。という、なんつーかこう、ガラスの仮面を解体して取り出したエッセンスから翻案して再構築したみたいな感じに。
この作者たちガラスの仮面好きすぎて、続きが出ないのにブチ切れて「だったら俺らが描いたらあ!」ってこの漫画描いてんじゃねえのかな。
というわけで、続きが出ないガラスの仮面のその先が、そう遠くない未来に見られるかもしれませんし、もうガラスの仮面の続きを待つ必要がなくなってしまうかもしれません。
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