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#ゆるキャン△ 11巻 評論(ネタバレ注意)

高校の野外活動サークルの女の子たちが、タイトルどおりゆるーくキャンプを楽しむ趣味×女子高生もの。実写ドラマも好評。

アニメの二期も昨日今日ちょうどはじまったんでしたっけか。

今巻は作中まだ肌寒い3月、浜松のアヤちゃんと、しまりんと、なでしこの3人で大井川ツーリングキャンプの後編。

アヤちゃん・しまりんのバイク組と、なでしこのソロ電車旅が並行して現地合流。

アヤちゃんはもともとなでしこの幼馴染で浜松住みのゲストっぽい位置付けですけど、あえてしまりんとコンビでのバイク旅。

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「ゆるキャン△」11巻より(あfろ/芳文社)

バイク旅の描写にページが割かれて、作者の興味も移ろっているというか、キャンプそのものよりも移動途中の旅情を前面に出した建て付けで、大井川の特色もあってなんつーか「ダム&吊り橋」漫画みてーだなw

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「ゆるキャン△」11巻より(あfろ/芳文社)

作者の別作で写真部漫画ありますけど、そのうちまたバイク&ツーリング漫画も描くのかもしれない。

旅の終わり、二度目の登場だったアヤちゃんとは再びお別れ。

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「ゆるキャン△」11巻より(あfろ/芳文社)

旅の終わりと別離の寂しさと、いつかの再会とそれまでの互いの無事を期して、万感の想いが詰まった、いいコマだな。

「それじゃあまた。」ってなんでもない普通のセリフなのに、ギスギスした話題が多い昨今だけに、沁みるわ。こっちまで切なくなってくるわ。

旅好き・キャンプ好きには辛いこんなご時世ですけど、ご安全に、ご健康に。

それじゃあまた、次巻で。

 

ゆるキャン△ 11巻 (まんがタイムKRコミックス)

ゆるキャン△ 11巻 (まんがタイムKRコミックス)

  • 作者:あfろ
  • 発売日: 2021/01/07
  • メディア: Kindle版

 

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