AQM

あ、今日読んだ漫画

FSS (NT2021年12月号 第17巻相当) 評論(ネタバレ注意)

ファイブスター物語、連続掲載継続中。

「第6話 時の詩女 アクト4-4 カーマントーの灯火 Both 3064」。

扉絵コミで13ページ。

  

他の号はこちらから。

aqm.hatenablog.jp

以下、宣伝と余談のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

 

 

 

 

 

 

 

(余談)

そういえば16巻の感想記事、

aqm.hatenablog.jp

「設定画や連載との差分についてメンテします」っつったまま忘れてるわ…メンテしよ…

 

(扉絵)

モノクロ設定画 ミラージュ騎士団H型GTMハイファ・ブリンガーN、

と解説テキスト。

 

(本編)

天照にボコられたマキシはマドラによってバランシェ邸に担ぎ込まれる。1週間後、天照から回復したマキシの元にミラージュ騎士団員としての装備一式、GTMと付属品、及び専任ファティマが送り込まれ、マキシはこれを受領する。

難民都市と化したナカカラ・ホーダウン市ではアルル一行が偵察中、ボランティアの学生が難民の孤児を接遇している場面に出くわす。遠くから詩女ナカカラと詩女フンフトの霊体がそれを見守る。

「詩女2人の意味深な会話の途中ですが…

 コミックス16巻、重版決定!!既刊も続々重版中です!」

 

(所感)

H型

旧「テロル・ミラージュ」。

「トリバネル」は旧「オージェ・アルスキュル」だったと思いますけど、「アゲハ」ってなんでしたっけ? 初出? 「KOG-AT」=「パトラクシェ」=「メガロコート」のことかしらん? あれ確かアルスキュルのエンジン再利用したGTMだったよね。

「ル・マキャオ」は「デムザンバラ」=「旧シュペルター」のミラージュマシンとしての開発コードネームかしらん? 初出?

忍者GTM(MH)ってことで、テロルは昔から好きなんですけど、乗り継がれるのかと思ったら増産されることに設定変更になったんですね。

G型(旧クロス)とキャラかぶってるというか上位互換なイメージですけど、トラフィックスみたいな騎士の単独行エピソードで便利ですよね。ZAPは戦争にしか出せないので、ショートエピソードにおけるミラージュの主役機、という感じ。

煙幕は毒ガス出せてもいいと思うんですけど、BC兵器はバスター砲と一緒でたぶん条約違反なのと、ZAPのフレームランチャーの残虐性が霞んでしまうので敢えて載せてない感じ?

 

最初の2コマ

セリフのみでマキシの搬送・治療が早送りで描かれていて、一見、誰の発言かわかりにくいんですけど、

 ミース  「おしおき」「診断」「どっぽーん」「上白糖」

 アウクソー「はーい」

なので、

 ???  「え?」「え〜っ?」「え〜っ!!」

は消去法でたぶんマドラですね。

あのクレイジーなマドラがすっかり常識人のツッコミ役に…w

 

ドウラー

わざわざ塗ったのに色が地味なのウケるw

あとZAP場所取りすぎ。

 

ブリンガーB4火之姫一重二重

旧「暁姫」。

作中最強機の一角のGTM版の初登場が予告も盛り上がりもなくふっつーに出てきてウケるw

もともとMH後期でGTMっぽいシルエット、デザインだったので、ツインスイング関節以外は大きな変更はなく、という感じ。

確か一度ぶっ壊されて2号機が造られるんでしたっけ?

「一重二重」って名前からして、最初っから「マキシはどうせぶっ壊すだろう」と同型機を2機造ってあるんじゃないの? という気も。

今回は素手で登場(というか降ろしただけ)でしたけど、マイティシリーズといえば共通した特徴があのぶっとい剣(「ドラゴンころし」の片手剣版みたいな)でしたけど、ガットブロウになってどんな武装になったんだろうか。

 

ザ・S.S.L.

偽名「アトラス」=真名「ザ・S.S.L.」。

前から疑問なんですけど、「始祖の4ファティス」って言うたら旧式の最たるものですけど、クローム・バランシェに再構築されたフォーカスライトは兎も角、他の3人は強いのかしらん? ゲーム機で言ったら「初代ファミリーコンピュータ」なわけですけど。

あるいは逆に、剣聖ナッカンドラ・スバースと詩女ラーンの胚を直接使ってるオリジナルなのでめっちゃ強くて、その遺伝子クローンを重ねた後代のファティマがクローンの代を重ねるごとに強さが薄れていって、やがてファティマとしての能力が発動しないほど劣化していく、ということなのかしらん。

例外的にバランシェ家などはオリジナルに近い胚を秘蔵していて、それも強さの要因のひとつ、的な…

あと登場してないのは「ザ・ニーヴ」だけですか、って回想シーンで星団初の「マスター」呼びしたファティマとして登場済みっちゃ登場済みか。

「ザ・ニーヴ」の偽名、「クラヴィア」なんて名前でしたっけ? 初出?

 

アウクソー

「アウクソー」のまま、「ザ・フォーカスライト」としての自我と記憶でアトラスと喋ってんですけど、クローム・バランシェの「複数の情報体」の定義ってどんなんでしたっけ?

壊れて二重人格が表出しているというよりは、もともとずっと「ザ・フォーカスライト」がただ偽名で「アウクソー」を名乗っていただけ、みたいに自然なんですけど。

でもそしたら幼少時代とか、「マスターのためだけに生まれた」とかとちょっと整合性がとれないというか、違和感あるよね。

アウクソーについてはメタネタも混じってるし、「デルタベルン」のこともあるし、よくわからんね。

そもそも元はエルガイムに搭載されてたファティマは「クローソー」だったはずが、いつのまにか「デルタベルン」に変わってるし…

 

マキシ

「直系の匂い」とマドラさんはおっしゃいますけど、何の「直系」?

 ①ファティマの基となった剣聖ナッカンドラ・スバースの胚の直系

 ②ファティマの基となった詩女ラーンの「花の種」の直系

 ③スバースを生み出した旧帝國皇帝団の何かの技術の直系

 ④リチウム・バランスの直系ファティマ(クローム作はここで言う「直系」ではない)

①〜④は4ファティス全員に共通するのでほぼ同じ意味ですが、シチュエーションによって意味が変わる場合があるんですけど、マドラが「マキシと初めて会ったとき感じた」と語るシチュエーションにおいては、「マドラからみたマキシとS.S.L.(4ファティス)の共通点は何か」になります。

そうなると、スバースの胚とラーンの「花の種」からどうやってファティマを創るか、の方法にもよりますが、おそらく④だけは明確に消える「はず」なんです。マキシはクローム作(+ミース作)で、リチウム作ではないので。

 

④が消えない可能性(マキシがリチウムの直系である可能性)は、

「4ファティスは本当は5ファティスだった」はずが、何らかの理由でリチウムに使われなかったオリジナルの胚を、クロームが使ってマキシを創った

場合だけです。

マキシの基になった胚が「幻の5人目」だった場合、「ザ・フォーカスライト」も「ザ・S.S.L.」も直接の姉ということになるので、マキシがファティマの中で彼女たちだけに懐くのも説明がつきます。

この説はちょっと面白いんですけど、欠点は「マドラが事情をそこまで知ってるはずがない」ことです。

 

ちなみに②の「詩女ラーンの胚(花の種)もファティマの基になっている」は作中に明記されておらず、一応ただの推測ですけど、年表の時系列の整合性から自分は割りと確信してます。

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たぶん正解は①で、「『純血の騎士』の直系」という意味なんだろうな、と思います。

マキシは(ファティマとしてではなく)騎士としてはスキーンズ&ダッカス→カイエンの「純血の騎士」の直系で、同じ超帝國由来の同族であるスバースの匂いに惹かれたし、同じく超帝國由来のプロミネンスであるマドラも彼ら超帝國剣聖の「直系」匂いに気づけたんだろうな、と。

 

ホーダウン市

天照の星団侵攻以降も自治区として残され、フィルモアやハスハントがGTMを隠してパルチザンの聖地になるんだろう、と自分は勝手に思ってます。

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アルル

同じ血統で二代続けて詩女、ってのは星団初?

と思ったんですけど、そもそもフンフトはアルルを産んだ代理母で遺伝子上の母親は…誰なんでしたっけ?

この子むずかしい。よくわからん。

あと騎士と詩女を兼ねるのはヤーン・ダッカスに次いで2人目、星団歴では初?

アレ、この人最強じゃね?

 

むつ子

みつ子に続いて、カリギュラーズ、やっぱ解説役として便利〜。

ちなみに、自分の正体を悟らせずに、こっちは完全に相手の正体に気づいてる、という情報格差の描写は、ツバンツヒとクリスの時とまったく一緒。

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年の功なのか、カリギュラーズが特に「絶」に長けているのか。

んで、大事なのは天照が貴重なミラージュ騎士の1人であるむつ子を、既にホーダウンに潜入させているほど、今後の歴史におけるホーダウンの重要性を既にわかっていそうな(もしくは天照自身がホーダウンを重要にしてしまうつもりである)ことです。

むつ子自身は今後も重要なシーンの立会人としての出番が多そう。

ちなみに私の母親の名前も「むつ子」なので、なんかモヤモヤする。

 

リズ・コール

自分はバーシャに対するヨーンの執着が報われてほしいと、長い間「バンドライン・ゴール=ヨーン・バインツェル」説に願望を持っていたんですが、ハイ消えた〜。

もっというと、

ミラージュ筆頭騎士まで務めた黒騎士ヨーンは、アイシャの死後、AKDの星団侵攻に疑問を持ちミラージュを離脱して反AKDに転じ、後のパルチザンの始祖になる

ぐらい妄想してたんですけど、ハイ消えた〜。

バンドライン・ゴールの正体は長い間FSSの謎で、ヨーン以外にも「ジークの偽名」「デコースの変名」など既存キャラにまつわるいろいろな想像の余地があったんですが、まっったくの新キャラでした。

バンドラインはコーラスの紋章をつけているので、時期的におそらくコーラス軍の一員としてAKDと戦うはずで、黒騎士はワイズメル、ゴール、シドミアンと3代連続でAKD・ミラージュと戦うことになりそう。J型を擱座させる戦いとか参加してそうね。

姓が「コール」と「ゴール」で異なり、日本語のカタカナにおいてはちょっとした違いですが、英語表記だと全然違います。意図的なのかどうなのか、もともと誤植も多い作品なので判断がつかん…

予言によるとリズ自身もひとかどの大人物になりそうですね。ホーダウン自治区の市長とかかしらん。

 

ナカカラ

ホーダウンが「希望の地」となるのは、やはり詩女の共通認識(ただし理由はわからない)ようです。

ナカカラが「あの方」と呼ぶ可能性があるのは、

 ① 天照

 ②リトラ

 ③ラーン

 ④炎の女皇帝

の4人しかいません。

ナカカラとリトラの歴史上の役割分担がわからないので、アルルとマグダルの役割分担も予想がつかんね。アルルとマグダル、普通に面識あって会話シーンもあるけどw

 

というか、自分がフンフトだったら

「私も詩女! 出戻りの中継ぎとはいえ私が今の詩女! 2人じゃなくて3人!」

って思う、と思いました。

霊体化してるけど、死んでないよね?w