#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

時代もの・伝記

#ゴールデンカムイ 16巻 評論(ネタバレ注意)

「俺は 少女団のお荷物です…ッ」 「うまく…踊れない!!」 なんの漫画なんだよ。 明治40年前後の北海道が舞台、日露戦争の二〇三高地で超人的な活躍をして「不死身の杉元」と呼ばれたけど上官半殺しにしてクビになった元軍人とアイヌの少女・アシリパのコン…

#乙嫁語り 11巻 評論(ネタバレ注意)

「エマ」の作者による、19世紀の中央アジアの遊牧民族の暮らしを舞台に12歳の少年・カルルクと彼に嫁いできた20歳の美女・アミルのおねショタ夫婦ものとしてスタートした作品。 綿密な取材をベースにした、見てきたかのような当時の文化の活き活きとした描写…

#ドリフターズ 6巻 評論(ネタバレ注意)

「巨人に竜に鬼退治 今日一日でん頼光超えじゃ 士のほまれじゃのう!!」 歴史に名を残した大物たちが今際の際にファンタジー異世界に「漂流者」「廃棄物」の敵味方に別れて転移して、島津豊久、織田信長、那須与一のトリオを主人公に大バトル!の6巻。 「あ…

#純潔のマリア 新装版 2巻 評論(ネタバレ注意)

「またマリアだー」 「やめてよー 何の為に皆がコソコソサキュバス使ってんのよー」 「マリアのバカー空気よめー」 「あの子 戦争そのものをなしにしちゃうんだもん!」 「迷惑だわーまたここの仕事代もらえないじゃんよー」 この辺からもう旧版読んだ記憶が…

#イサック 5巻 評論(ネタバレ注意)

「ゼッタ どんなひどい出来事も 私とお前を不幸せにはできなかった そうだろう イサック ゼッタの光になってやってくれ」 「スパイの家」の原作者の、作画担当を替えた現作。大坂夏の陣の終戦後、ヨーロッパに渡ったサムライ傭兵火縄銃スナイパーの戦記もの…

#レイリ 2〜5巻 評論(ネタバレ注意)

「こおんな美少女が無防備で横で寝てても何もしないなんてさすがだなーって思って」 「美少女だと?」 (死体の山を指差して) 「ぷっ これ!これみんな!?みんな腕に覚え!?うふっ あははははは! (こんな程度で笑わせるな!クズども!)」 「主命に背け…

#レイリ 1巻 評論(ネタバレ注意)

「使えますよ!?わたし!使ってください!」 「殺して殺しまくって!」 「そして最後は丹波さまの盾になってちゃんと死にます!」 「ちゃんと最後死にますから!」 最近ちょこちょこ名前を見る作品で、昨日も熱烈に推してる増田がいて、今日見たら1巻が54%O…

#純潔のマリア 新装版 1巻 評論(ネタバレ注意)

「魔女とはいえ こんなにかわいいのに…」 「このアタシを振ってまで男同士で戦争すんのが楽しいってか!」ドゴーン。 石川雅之が著作をほとんど電子書籍化しないので、「もやしもん」は紙書籍版を全巻手元に置いときつつ「純潔のマリア」は個人的な電子書籍…

#風光る 42巻 評論(ネタバレ注意)

まだ、やってます。 夜中のラーメン屋かよ。 フラワーコミックスで20年以上続く、少女漫画の新選組です。まだ、やってます。 作者はNHK大河ドラマ「新選組!」の際に三谷幸喜に上から目線で喧嘩を売った女、渡辺多恵子。喧嘩売るだけあって歴史や当時の風俗…

#ゴールデンカムイ 15巻 評論(ネタバレ注意)

明治40年前後の北海道が舞台、日露戦争の二〇三高地で超人的な活躍をして「不死身の杉元」と呼ばれたけど上官半殺しにしてクビになった元軍人とアイヌの少女・アシリパのコンビを主人公に、網走監獄の囚人たちの刺青に刻まれたワンピー・・・じゃない、アイ…

#イサック 1~4巻 評論(ネタバレ注意)

セールで0円で買い置いてた1巻に続刊買い足し。漫画原作は「スパイの家」の人なのね。 大坂夏の陣の終戦後、親方の仇を追ってヨーロッパに渡ったサムライ傭兵火縄銃スナイパーのアフタヌーンらしい戦記もの。冬王フリードリヒ5世の弟ハインリッヒの軍に参加…

ヴィンランド・サガ 21巻 評論(ネタバレ注意)

面白い漫画読みたきゃこれ読んどけば鉄板、11世紀前半の北海・ノルウェー海を舞台にした時代漫画。まだ人権とかない時代の話なので戦争・海賊・虐殺・略奪・奴隷などが苦手な人は回れ右。 狂戦士だった若い頃から解脱して不戦・無剣・非暴力って「バガボンド…

新九郎、奔る! 1巻 評論(ネタバレ注意)

「新作も待ってまーす。」 新作同時発売じゃないですか、やだー。室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の伝記もの。享年64歳説を採用。早雲どころか新九郎どころか1冊まるごと使って千代丸11~12歳の話。 ゆうき先生ももう還暦だし、この作品をライフワーク…

アルテ 9巻 評論(ネタバレ注意)

ルネサンス期のフィレンツェで貴族出身の若い女流画家ってことで変り種として業界で見下されたり重宝されたり嫉妬されたりする自分の立場にも柔軟に強かに折り合いついて頭角してく編。 テーマが絵画のせいなのか作風なのかもうひとつ地味というか、曽田正人…