#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#カナカナ 5巻 評論(ネタバレ注意)

6歳ぐらいの少女・カナカは他人の心が読めるテレパス持ちで幼少期以来、『家族八景』の七瀬のようにその能力に苦しんできた。 唯一の理解者だった祖母が亡くなり、親戚をたらい回しにされた挙句にその能力を金儲けに利用しようとする男に 『カナカナ』5巻よ…

#気になってる人が男じゃなかった 1巻 評論(ネタバレ注意)

陽キャでギャルな女子高生・大沢あやは、しかし洋楽ロックバンド趣味が周囲の友人とは合わず、音楽は独りで聴くことにしていた。 『気になってる人が男じゃなかった』1巻より(新井すみこ/KADOKAWA) ある日の帰り道、あやが立ち寄った新しいCDショップのバ…

#カノジョも彼女 15巻 評論(ネタバレ注意)

なんか象徴的な表紙だな。 高度に発達したハーレムラブコメは、進化の果てに男主人公が透明化して要らなくなって、百合が咲くのかもしれない。いや? 『カノジョも彼女』15巻より(ヒロユキ/講談社) 幼馴染の咲に小学生以来ずっと片想いで何回フラれても告…

#女子高生除霊師アカネ! 1巻 評論(ネタバレ注意)

『ヒナまつり』の大武政夫の新作。角川で10年描いて、ヤンジャン系に移籍とかあるんですね。 『女子高生除霊師アカネ!』1巻より(大武政夫/集英社) 女子高生のアカネは、インチキ除霊師の父親と二人暮らしだったが、その父親が貯金をほぼ全額握りしめてポ…

#これ描いて死ね 3巻 評論(ネタバレ注意)

東京から南へ120km、伊豆"王"島で暮らす女子高生・相(あい)は、島の貸本屋の漫画を全て読み尽くすぐらい漫画が好きだった。 心酔しカルト的な人気を誇る漫画家がコミティアで新作を頒布するとSNSで目にした相は、意を決してジェット船で東京に上京、ビッグ…

#銀河配送スターライトエクスプレス 1巻 評論(ネタバレ注意)

電子版公式発売日:2023.4.10 紙書籍公式発売日:2023.4.17 最近たまに電子書籍が紙書籍より発売が1週間早い漫画がありますね。 aqm.hatenablog.jp どういう仕組みなんだろ。いずれも少年画報社? いま現在の地球文明も、その後の宇宙進出時代も、遠い昔の神…

#アナトミア―解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている― 1巻 評論(ネタバレ注意)

通常営業 臨時営業 本作との出会いの特殊性に鑑みたメタ所感 作品の存在を認知してませんでした タイトルについて 画力と、作者自ら上げるハードル 医療シーンやルネサンス時代背景の描写の不足 BL匂わせ要素 WEB配信サイト 評価 通常営業 ルネサンス期、15…

#妄想先生 2巻 評論(ネタバレ注意)

色咲桃子(26)は高校の英語教師で2年4組の担任。 男女関係に初心で、男子中学生のようにエロ妄想癖が強い彼女の脳内では、英語の授業の質問をしてくる男子生徒は自分の肉体目当て、副顧問を務める男子バスケ部の生徒たちは自分の肉体目当て、問題を起こし赤点…

#新九郎、奔る! 13巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 ja.wikipedia.org 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 『新九郎、奔…

#君は放課後インソムニア 12巻 評論(ネタバレ注意)

進学高の1年生、不眠症に悩む少年と不眠症に悩む少女が、昼寝場所にしようとした学校の天文台で出会うボーイミーツガール。 『君は放課後インソムニア』12巻より(オジロマコト/小学館) ラブコメっつより青春恋愛日常もの。まるで美化された過去の思い出で…

#スーパーカブ 8巻 評論(ネタバレ注意)

父親は事故で他界、頼れる親戚もいないところに母親に失踪された大人しい女の子が通学用に中古のスーパーカブを買って乗る話。 1巻冒頭で出てくる「日野春駅」をググると、舞台は山梨県北杜市らしい。 『スーパーカブ』8巻より(蟹丹/トネ・コーケン/KADOK…

FSS (NT2023年5月号 第18巻相当) 評論(ネタバレ注意)

このシンジくん可愛いなw ファイブスター物語、連続掲載継続中。 「第6話 時の詩女 アクト5-2 終わりの始まり Both3069」。 扉絵コミで13ページ。 他の号はこちらから。 aqm.hatenablog.jp (余談) (扉絵) (本編) (所感) 扉ページ アイシャ アレクト…

#逃げ上手の若君 10巻 評論(ネタバレ注意)

「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征の現作は、鎌倉時代末期〜南北朝時代〜室町時代初期を舞台にした歴史物。 設定・登場人物は史実ベース。 デビューから3作連続10巻到達は「週刊少年ジャンプ」本誌史上、初めてになるとのことです。 『逃げ上手…

#売国機関 8巻 評論(ネタバレ注意)

腹立つ笑顔だなw 東西の大国に挟まれ緩衝国として強制的に戦火の舞台にされた小さな共和国に、両大国の都合で今度は強制的に平和が訪れて一年。 強制された屈辱的な平和、両大国と唯々諾々と安保条約を結ぶ政権を、不満を募らせる左右の過激派は「売国奴」…

#ルパン三世 異世界の姫君 6巻 評論(ネタバレ注意)

至宝「存在しない国の金貨」を盗みに入ったルパン三世一味は、盗みは首尾よく成功したものの、ICPO銭形警部の追跡を振り切るためにバラけたところで、それぞれが潜った扉を通じて中世ファンタジー異世界へ。 アイソプミア王国。 『ルパン三世 異世界の姫君』…